本日は、参議院通常選挙の公示日(投票日:7月21日(日))でした。
現在では18歳以上の全員に選挙権があります。
もちろん、大学生の皆さんは投票しますよね?
えっ、しない!!それはもったいないことなので、選挙の投票は必ず行いましょう!!
投票するだけで価値がある選挙
我々の若い世代は選挙で投票するだけで価値があります。
それはなぜかこれから説明していきます。
「無投票」=「無視してください!どんな仕打ちでも喜んで受けます!!」
まず、選挙の投票率がどれくらいかご存じでしょうか?
国政選挙である衆議院議員総選挙と参議院通常選挙の投票率は以下の通りです。
衆議院議員総選挙(2017年):53.68% 参議院通常選挙(2016年):54.70%
約半数の人しか選挙に参加していません。
自分たちの生活がかかっているのに、半分の人は「どうでもいい」もしくは「政治なんか関係ない」と思っていることになります。
今度は25歳未満の投票率を見ていこうと思います。
衆議院議員総選挙(2017年):41.51%(18,19歳) 30.69%(20代前半)
参議院通常選挙(2016年):45.45%(18,19歳) 33.21%(20代前半)
いずれの国政選挙も若年層の投票率は全体の投票率を下回っています。
(ちなみにリタイアされた65歳から79歳までの投票率は70%を超えています)
この状況を見て、どう思うでしょうか?低すぎると思いませんか?
あなたがもし当選しなければ無職になる立候補者だとしたら誰に有利な政策を行うでしょうか?
答えは簡単です!
職を守るために選挙に勝たなければならないので、投票率・投票数が圧倒的に高い年配向けに政策を行います。
当たり前ですね!!
投票もしない若年層は選挙の結果には全く影響しないので、無視します!
これを非難したくても、投票率のデータから無視してくださいといっているのも同然なので非難することができません。
(もちろん、ネットにかき込んだりデモをしたりしても無視できるので、何の影響も与えません!!)
若年層の投票率が上がれば若年層を無視できなくなる
若年層の投票率が上がると立候補者は無視できなくなります。
なぜなら、若年層向けの政策を行っている立候補者の投票数が増加する可能性が高いからです。
すると、その立候補者に負けて、職がなくなるかもしれないからです。
選挙の時だけ若年層向けの政策をでっち挙げるだけと思うかもしれませんが、そうなれば次回の選挙で投票しなければいいのです。
若年層はご年配の方に比べて次の選挙に参加できる可能性が高く(4,6年後にも生きている可能性が非常に高い)、次の選挙で当選者の評価ができます。
次の選挙で勝つためにも若年層向けの政策は最優先で行うようになるはずです。
投票先はどうでもよく、投票率を上げることが最重要
我々若年層にとって重要なのは誰に投票するかではなく、投票することです。
誰に投票してもいいのです!!
若年層向けの政策を掲げている立候補者が敗れたとしても、若年層の投票率が高ければ、当選者は若年層向けの政策をしなければ次の選挙で負けるかもしれないと思わせることができるからです。
そうすれば、若年層に有利な政策が行われる可能性が非常に高くなります。
それでも、誰に投票すれば悩むという方はギリギリ当選しなそう人に投票してください!!
当選者も余裕で当選できたとギリギリ当選できたとでは在任期間中の緊張感が異なります。
ギリギリ当選したとなれば、次回の選挙で有利になるように真面目に仕事に励むはずです!!(というより、職を守るために励まざる終えない…)
わかりやすいマンガがあったので紹介しておきます。
投票方法はたくさんあるので自分に適した方法で投票しよう
国は多くの方に投票してほしいため、多くの投票方法を用意してくれています。
むしろこれだけの投票方法があって、投票できないというのはあり得ないと思います。
ちなみに大学生に多いのは下宿先に住民票を移していないので、地元に帰らないと投票できないので諦めるという学生がいますが、下宿先でも投票できますよ!!(不在者投票という方法です。詳しくは以下をご覧ください)
(若年層向けにネット投票を設けろと思いますが、選挙の投票で訴えましょう!!)
当日投票
一番一般的な方法です。
住民票の住所に送られてくる投票用紙を投票所に持って行き、投票用紙をもらって投票する方法です。
選挙は日曜日で、投票自体は5分もかからないので買い物や遊びに行く前に投票上に寄って、投票するだけです。
日曜日に特別な予定がなく、住民票通りの場所に住んでいる方はこの方法が一番簡単です!!
期日前投票
日曜日に予定があるので、どうしても当日投票ができないという方は、期日前投票をすることができます。
住民票の住所に送られてくる投票用紙を指定された場所(たいていは市役所や区役所です)に持って行き、投票用紙をもらって投票する方法です。
市役所等が遠い方は若干手間ですが、日時関係なく投票することができます。
住民票通りの場所に住んでいる方が、投票日当日に投票するのは難しい方にはオススメです。
不在者投票
不在者投票は日本国内であれば住んでいる場所を問わずに投票することができます。
(海外にいても投票できる「在外選挙制度」もありますが、私は使用したことがないので割愛させていただきます。)
不在者投票は事前に住民票が置いてある自治体に郵送で投票用紙を請求して(自治体によってオンラインで請求できます)、現在住んでいる自治体で指定された場所(市役所や区役所、期日前投票を行っている場所ならできる可能性が高い)に投票しに行きます。
ただし、投票した用紙は住民票がおいてある自治体に郵送されてから投票されます。
そのため、投票日の2,3日前には投票を済ませる必要があります。
また、投票用紙を請求してから送られてくるまでにも時間を要するため、1週間程度かかります。
しかし、この投票方法なら日本全国どこでも投票することができます!!
実家帰るのが面倒くさいからしないという無知な人の言い訳はせずに「不在者投票」制度を利用して、投票しましょう!!
まとめ
本記事で言いたいことはどんな手を使ってでも投票しようということです!!
毎日ネットに政治の悪口をかき込んだり、デモに参加したりするよりも労力が小さく、効果がある選挙に投票することが重要です。
選挙で投票して始めて政治に関心があり、参加しているといえると思います!!
最後に機動戦士Zガンダムのクワトロ・バジーナ大尉(シャア・アズナブル、キャスバル・レム・ダイクン)の名言を紹介します。
「新しい時代を造るのは老人ではない」
選挙で投票することでこれからは私たちの時代であると年配の方に主張していきましょう!!
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