英語多読は順調に進んでいますか?
このページにたどり着いたと言うことは、最初の関門を突破し、10分くらいなら英語に向き合える体になったことでしょう。
そこで今回は少しレベルが高いシリーズである「Cambridge English Readers Starter」の中でおすすめの本を紹介します。
Cambridge English Readers Starter の概要
「Cambridge English Readers Starter」も、もちろん英語多読用に書かれた本です。
このシリーズの特徴は、全てオリジナルのストーリーが読めることでしょう。
他の英語多読用のシリーズは元々存在するお話を簡単な英単語や文法で書き直したものが多いので、原著に比べて物足りない感じになってしまている本があります。
しかし、このシリーズは全てがオリジナルなため、簡単な英単語でも読み応えのあるストーリーが書かれています。
また、冒頭にストーリーの登場人物や舞台の解説があるため、これらを読んでおくとかなり内容がわかりやすくなります。
私は特に外人の名前がごちゃごちゃになりがちなので、とても助かります!!(笑)
【CER0】おすすめのストーリー
このシリーズの中でも特におすすめのストーリーを紹介します。
第1位 Dirty Money (YL:1.0, 総語数:2093)
このストーリーは主人公(Joe)夫妻が自然豊かな町に引っ越し、優雅な生活を送っていました。
しかし、あるときJoeは工事車両が町に頻繁に入ってくることに気づきます。
Joeはその真相を確かめ、新聞記事を書き上げようとしますが、様々な妨害が待ち受けています。
第2位 Book Boy (YL:1.0, 総語数:2575)
このストーリーは本に囲まれて1人暮らしをしているDavidが主人公です。
Davidは道ばたで寝ている若い女性(Ella)と出会い、家に招待する。Ellaには色々な事情があり、男性(Steve)に追われている。
そのSteveを撃退する登場人物?が意外すぎるクライマックスは最高です。
第3位 The Penang File (YL:1.0, 総語数:2000)
刑事ものです。
アクションシーンもあるので、状況を把握するのが少し難しいですが、理解できるととても面白いかったです。
クライマックスが淡々と進むことがマイナスポイントです。もっと、起承転結がしっかりしていると面白いなと思いました。でも、あきない程度に面白いです。
第4位 The Girl at the Window (YL:1.0, 総語数:2000)
このストーリーはホラー作品に分類されると思います。
戦中自分の赤ちゃんを取り上げられたGraceが、成仏せずに現代に残っており様々な怪奇現象を発生させます。
このシリーズの中では難しめなので、怖い話が苦手な人は読む必要はないと思います。
ワンランク上のレベルのおすすめシリーズ
CER0シリーズはとてもおすすめなのですが、ストーリーがとても少ないのが欠点です。
ゆえに、すぐに次のシリーズに進まなければなりません。
CER0の次に読むおすすめのシリーズを紹介します。
Cambridge English Readers 1 (CER1)
CER0の次に読むのにおすすめのシリーズは「Cambridge English Readers 1」です。
このシリーズの1レベル上のシリーズです。しかし、CER0とCER1のレベルの違いはあまりないように感じます。
さらに、1ストーリーの単語数が2倍くらいになるので、コスパよく多読を勧められるようになり、楽しく気軽に英語多読を進められるようになりますよ!!
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