中学・高校・大学と英語の勉強を真面目に受けてきたのに英語が読めない、聞き取れないという方がたくさんいらっしゃると思います。
私も中学から大学院までの12年間英語を学校で勉強させられましたが、英語が読めないし、聞き取れないし、話せません。
長い年月を費やしたのだから、英語が使えるようになりたいですよね!
そこで、今回の記事では学校の授業では全く行われなかった。「英語多読」という学習(勉強ではない)方法を紹介します。
英語ができないのは英語とのふれあいが不十分だから
私は中学から大学院卒業までの12年間英語の勉強をしてきました。
英才教育を受けていないほとんどの日本人(20世紀生まれ)が中学から英語学習を初め、高校または大学卒業まで継続して英語を勉強したと思います。
しかし、ほとんどの日本人が英語を読むことができないし、話すこともできません。
この原因は、英語のふれあいが不十分であるからと考えられます。
中学から高校で使われる教科書で使われる英語は約3万語と言われています。3万語という語数はベストセラー1冊分に相当します。
「たった本を1冊読んだだけで、英語を読めるようになる!!」なんて夢物語が実現するわけないですよね。
だから、日本人は英語ができないのです!!
ふれあいが少なかったのは精読中心の勉強だったから
中学から高校の6年間でたった1冊分しか英文を読んでいないという事実にびっくりされたと思います。
「日本語の本を6年かけて1冊読みました!」なんて、読んでいないのと同じと言われそうです。
しかし、6年間必死に英語を勉強してたった1冊分しか読めていないのでしょうか?
それは、日本の英語教育では精読が基本とされるからです。
私が受けた教育では、10文くらい書かれた教科書1ページに1時間ないし2時間の授業時間を用いて必死に和訳しました。
その後、先生が文章を分解して、構文や文法、熟語などを教えてくれました。
精読を続けていては時間をたくさんかけても英語をたくさん読むことができません。
英語とのふれあいを増やす英語多読
英語とのふれあいを増やす最適な方法は「英語多読」であると考えられます。
英語多読とは、辞書を引いたり返り読み(日本語の順番にして読む)を行わずに、英文をたくさん読んでいく勉強方法になります。
この方法ならば、中学から高校の教科書に使われる約3万語は半月もあれば簡単に読むことができます!!
英語の本をたくさん読むことにより英語とのふれあいを増やすことができれば、英語を抵抗なく、日本語に訳すことなく理解することができます。
詳しいことは、古川昭夫先生の「英語多読入門 やさしい本からどんどん読もう!」(コスモピア出版)に書かれているので、一読してほしいです。
英語ができるようになりたいなら楽しく英語多読をしよう!!
英語ができるようになるには英語とのふれあいが不十分であるからです。
ゆえに、英語ができるようになるには、たくさんの英語に触れる必要があります!!
その手段として有効なのは、英語を辞書なしで読み進める「英語多読」です。
英語多読はあなたが読みたい本をたくさん読むことができるので、学校教育のような辛い勉強をしなくてもよいのです。
だから、今まで英語の勉強に挑戦してもできなかったという人にもできる可能性があります!!
英語を身につけたい方は「英語多読」をしてみましょう!!
コメント