TOEICスコアもUP!英語が身につく学習法「英語多読」のやり方

英語多読

英語多読」は英語を習得するための最適な学習法です。

今まで真面目に英語を勉強したのに英語ができない! 色々な英語学習を試してみたけど続かない! という方は、「英語多読」を試してみましょう!!

今回は「英語多読」のやり方を紹介します。

難しいことは考えない!英語多読3原則!!

3原則

「英語多読」はだれもが挑戦できる学習方法です。

ゆえに、難しいことは何も考える必要がありません。

そして、修行のように我慢して行う必要がありません。無理だと思ったらその本を読むのを止めて、別の本を読んでもいいです。

「英語多読」で抑えておくべき原則は次のたったの3つです。

  1. 辞書は使わない
  2. わからないところはとばす
  3. つまらなければやめる

この記事では簡単に紹介しますが、もっと詳しく知りたい人は古川昭夫先生の「英語多読入門 やさしい本からどんどん読もう!」(コスモピア出版)に書かれているので、読んでみてください。

まずは、30万語を目指しましょう!!

辞書は使わない

「英語多読」では辞書は使いません

私は今まで学校で「わからないところがあったらすぐに辞書を引け、そして単語帳を作れ」と指導されてきたので、とてもびっくりしました。

辞書を使わない理由は、辞書を使うと読書の流れが止まってしまうからです。何度も辞書を引くと、本を読むのに時間がかかり、かつ物語の全体を把握することができません。

すると英語を読むことがつまらなくなり嫌になるので、「英語多読」が継続できなくなってしまいます。

わからないところはとばす

辞書を使わないとわからないところをどうすればいいいの?と思う方がたくさんいると思います。

わからないところがあった場合は、気にせずにとばしてください!!

「英語多読」で重要なことはリズムを崩さずに英語を読み続けることです!ゆえに、わからにところがあってもどんどんとばしてください!!

そんなことしていいのと思うかもしれませんが、あなたは日本語の本でわからない語句が出てきたときわざわざ辞書を引いたり、わかるまで何度も読みますか、私はしません。話の流れ的になんとなくわかった気になって読書を続けると思います。英語でも同じことをしましょう!!

また、返り読みをしてもいけません。返り読みとは英文を日本語の順番にして読むことです。

「I love you.」を例にすると、

返り読みをしない読み方は、「私は 愛しています あなたを」です。

返り読みをする読み方(よくない読み方)は、「私は あなたを 愛しています」です。

返り読みをすると英語を英語としてスムーズに理解する能力が身につかないので、いつまで経っても英語を早く読むことができなくなってしまいます。

返り読みをせずに「英語多読」を続けると、「I love you.」を「私は 愛しています あなたを」で理解できるだけでなく、「I love you.」のままで理解することができます。

返り読みをしない読み方でわからないところが出てきた場合もしっかりとばしましょう!!

つまらなければやめる

わからないところをとばし続けると、本の内容が理解できなくなってつまらなくなると思います。

そうなった場合、潔く本を読むのを止めてしまいましょう!!その本はあなたに合っていないです。

本の内容が理解できない本を読み続けても辛いだけで何の得もありません。もっと簡単でやさしい本を読んでみましょう。

また、本の内容は理解できるけどつまらないという場合も本を読むのを止めましょう!!「英語多読」の基本は楽しく読むです。いやいや読んでいても吸収率は悪いので、あなたが面白いと思う本を探して読みましょう!!

日本人におすすめの入門本

本の選び方

「英語多読」を始めるときに一番難しいのはどの本を読むべきかです。

今まで日本国内でしか英語学習をしていない人は、本当にやさしい本から始める必要があります。一般的な洋書は歯が立たないので、絶対に一般的な洋書から「英語多読」を初めてはいけません。

「英語多読」で一番初めに読むべき本は「Oxford Reading Tree (ORT)」シリーズです。このシリーズは英語圏の子供用に作られた絵本シリーズでレベル分けされています。

英語を読むことになれていない日本人はこのレベルからはじめて、英語に読むことになれましょう。

しかし、絵本1冊には100語くらいしかなく、値段は500円くらいします。ゆえに、お金がかかるので、図書館などで借りられない人には大きな出費となります。

もし、金銭的に余裕がない人は、無料登録すれば「FREE eBook Library」でORTの一部を無料で読むことができます。

このORTを抵抗なく読むことができる方はすぐに次のステップに進んでもいいと思います。

ORTの次におすすめの本は「Graded Readers (GR) 」とよばれる英語を母国語としない方を対象とした多読用の本です。

GRにもたくさんのシリーズがありますが、私がおすすめなのは「Penguin Readers Easystarts(PGR0)」と「Oxford Bookworms Library Starter (OBW0)」です。

シリーズの中でのおすすめ本は次の記事で紹介しています。

楽しくラクして英語を身につけましょう

今回の記事では「英語多読」の学習法と入門者向けの英語多読本を紹介しました。

「英語多読」の3原則は

  1. 辞書は使わない
  2. わからないところはとばす
  3. つまらなければやめる

です。この3原則を守って楽しくラクして、英語を身につけましょう!!

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