iPhone SE(第2世代)を使っていると、「同じホームボタン型のSE3へ替える意味はあるのか」と迷うかもしれません。
私は2022年1月にiPhone SE2を購入しました。その約2か月後にSE3が発売されたため、タイミングだけを見れば「もう少し待てばよかった」と後悔してもおかしくありません。
しかし、実際の感想は違いました。
SE2で困っていないなら、SE3へ急いで機種変更する必要はない。これが、SE3発売直前にSE2を買った私の結論です。
SE3は悪いスマートフォンではありません。A15 Bionic、5G、改善されたバッテリー性能、Touch IDを備えた扱いやすい機種です。ただ、SE2から替えたときに生活が大きく変わるほどの差があるかというと、私はそう感じませんでした。
iPhone SE2からSE3への主な変更点
| 比較項目 | iPhone SE2 | iPhone SE3 |
|---|---|---|
| チップ | A13 Bionic | A15 Bionic |
| 通信 | 4G | 5G対応 |
| ビデオ再生 | 最大13時間 | 最大15時間 |
| 画面 | 4.7インチLCD | 4.7インチLCD |
| 認証 | Touch ID | Touch ID |
| 端子 | Lightning | Lightning |
大きな変更は、処理性能、5G、バッテリーです。一方で、画面サイズ、ホームボタン、Touch ID、Lightning端子といった使い勝手の中心部分はほとんど変わっていません。
性能は上がっていますが、SE2から持ち替えた瞬間に「まったく別のスマートフォンになった」と感じる更新ではありません。
SE2からSE3へ機種変更しなくてよいと思った理由
SE2の処理性能で困ったことがなかった
SE3のA15 Bionicは魅力的です。しかし、私がSE2を使っていた範囲では、処理性能への不満はありませんでした。
連絡、検索、決済、動画、軽いゲームといった使い方なら、SE2でも十分に動いていました。高性能になったこと自体は歓迎できますが、私の使い方では、その性能差のために端末を買い直す理由にはなりませんでした。
スペックが高いかではなく、自分が今の端末で困っているか。スマートフォンの買い替えでは、この順番で考える方が失敗しにくいと思います。
5Gが使えるだけでは生活が変わらなかった
SE3は5Gに対応しました。2022年当時は分かりやすい進化点でしたが、私の普段の使い方では、5Gのためだけに買い替えたいとは思いませんでした。
通信速度に不満がある、5Gの利用環境が整っている、大容量データを頻繁に扱う人なら意味があります。しかし、Wi-Fi中心で、外では検索や決済が多い私には優先度が低い機能でした。
バッテリーは改善したが、買い替えの決定打ではなかった
SE3は、公式仕様上のビデオ再生時間がSE2の最大13時間から最大15時間へ延びました。
SE2の弱点としてバッテリーはよく挙げられます。私自身は使用頻度が低く、当時は週に2回程度の充電でも困っていませんでした。そのため、2時間分の改善だけでは買い直す理由になりませんでした。
ただし、これは使い方によって評価が変わります。SE2のバッテリーが劣化して一日持たない場合は、SE3への変更より先に、バッテリー交換費用と別機種への買い替え費用を比べる価値があります。
SE2自体を今から買う場合の注意点は、別記事でバッテリー状態や中古購入の判断基準まで整理しています。
2022年にiPhone SE2を買った理由|型落ちでも満足したが、今から買うなら注意したい

それでもiPhone SE3が向いている人
SE2ユーザー全員にSE3が不要という意味ではありません。次の条件に当てはまるなら、SE3を選ぶ理由があります。
- ホームボタンとTouch IDを使い続けたい
- SE2のバッテリー劣化が進んでいる
- 5Gを利用したい
- 小型で軽いiPhoneを優先したい
- Face IDより指紋認証が自分に合う
SE3最大の魅力は、最新機種に近い派手さではなく、ホームボタン型iPhoneの使い勝手を比較的新しい性能で維持できることです。
SE3へ替えず、別のiPhoneを考えた方がよい人
- カメラ性能を上げたい
- 広い画面で動画やゲームを楽しみたい
- USB-Cへ統一したい
- Face IDを使いたい
- バッテリー持ちを大幅に改善したい
このような人は、SE2からSE3へ替えても「確かに速くなったけれど、欲しかった変化はこれではない」と感じる可能性があります。
私もその後は、ゲームとカメラを重視してiPhone 15 Proへ移りました。SE2の性能に不満があったからではなく、スマートフォンに求める役割が変わったからです。
その後、私はカメラ用途を重視してiPhone 15 Proへ移りました。USB-C世代のiPhoneを考えた当時の視点はこちらに残しています。
iPhone 15とApple Watch Series 9で気になったこと

新しい機種へ替えるなら「生活が変わる差」で考える
新型が発売されると、旧型を持っているだけで損をしたような気持ちになることがあります。私もSE2を買った直後にSE3が発表されたときは、少し複雑でした。
それでも、SE2で困っていなかったため買い直しませんでした。結果として、必要のない機種変更を避けられたと思っています。
買った直後に新型が出ても、それだけで買い物が失敗になるわけではありません。自分の用途に合っていれば、その端末を使い続ければよいからです。
新製品を待つか、今必要な端末を買うかで迷った経験は、Apple製品の買い時を考えた記事にもまとめています。
Apple製品はもう安くなるのを待たない方がいい|iPad miniを待って後悔した話

まとめ:SE2で困っていないならSE3への機種変更は不要
iPhone SE3は、A15 Bionic、5G、改善されたバッテリー、Touch IDを備えた堅実な機種です。
一方で、SE2から見ると外観や基本的な使い勝手は大きく変わりません。
- SE2の動作に不満がない
- 5Gを必要としていない
- バッテリーにも困っていない
- カメラや画面の進化を求めていない
この条件なら、SE3へ急いで替える必要はないと思います。
新型だから替えるのではなく、今の端末で困っていることを解決できるかで選ぶ。それが、SE2を買った直後にSE3が発売された私の判断です。



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