日本人が始めて開発した生活では欠かすことができない発明品

乾電池

2014年のノーベル物理学賞を受賞した青色ダイオード、2019年のノーベル化学賞を受賞したリチウムイオン電池など今や生活に欠かせないものが日本人により開発されています。

今回の記事は、日本人が初めて開発した現在よく使われている発明品を紹介したいと思います!!

乾電池

乾電池

乾電池は1887年に長岡藩(新潟県)出身の屋井先蔵さんにより開発されました。

教科書でも学んだとおり、世界初の電池は1800年にイタリアの物理学者ボルタさんにより開発されました。しかし、ボルタ電池は銅と亜鉛を食塩水に浸したものでるため、液が漏れたり、昇華したり、凍結したりと実用的であるとはいえなかった。

ボルタ電池の開発後もイギリスのダニエルやフランスのルクランシェなどが新しい電池を開発したが、液が漏れる等の問題を解決することはできなかった。

しかし、1887年に日本人の屋井先蔵さんにより、液漏れしにくく金属の腐食を抑えることに成功した「屋井乾電池」を開発した。

この屋井乾電池はすぐには普及しなかったが(乾電池を用いる製品が普及していなかったため)、約10年後には世界で使用される乾電池となった。また、日本国内では乾電池のシャアを掌握している。

しかし、屋井乾電池は特許などの知識と資金が不足していたため、乾電池に関する特許は取得できなかった。ゆえに、屋井乾電池が開発された1年後にドイツのカールが乾電池の特許を取得したため、世界初の乾電池はドイツのカールによりもたらされたとされてしまうケースが多いという残念な側面もある。

リチウムイオン電池

リチウムイオン電池

リチウムイオン電池は1985年に旭化成工業の吉野彰さんらにより開発されました。2019年にはノーベル化学賞を受賞しています。(なお、2019年のノーベル化学賞はスタンリー・ウィッティンガムとジョン・グッドイナフも同時受賞している。もちろん、どちらもリチウムイオン電池の開発に大きく貢献している。)

1980年代に、携帯電話やノートパソコン、携帯ゲーム機の普及化に向けて、その駆動電源となる充電可能な電池(二次電池)の開発が望まれていた。しかし、要求を満たす二次電池の開発は困難であった。

この課題にたいして、リチウムイオン電池の実用化を決定づけたのが日本人であったことは、日本人として誇りに思う!!

ネオジム磁石

ネオジム磁石は1984年に住友特殊金属(現:日立金属)の佐川眞人さんらにより開発されました。

ネオジム磁石は永久磁石の内では最も強力な磁力を有すると言われている。

磁石はハードディスクドライブやCDプレイヤーなどの小型機器から電車やエレベータなどの駆動電動機などの大型機器など幅広い分野で使用されている。

佐川眞人さんはレアアースの含有量を減らし低コストのネオジム磁石の開発に現在も携わっている。

青色ダイオード

青色ダイオードは1986年に名古屋大学の赤崎勇教授と天野浩さん(現:名古屋大学教授)らにより高純度GaN結晶の生成に成功により実現化の可能性を示唆し、1993年に日亜化学工場の中村修二さんらにより高輝度青色ダイオードの実用化されました。2014年には3人にノーベル化学賞を受賞しています。

1980年代までは光の三原色である赤、緑、青のうち赤色のダイオードのみしか実用化されていなかった。純緑色と純青色の高い輝度を出す製品なかったため、RGBによるフルカラーを表示させることができなかった。

天野浩教授らにより青色ダイオードの実用化に成功したことにより、ダイオードによるフルカラーディスプレイの実現が可能になった。

マイクロプロセッサ(CPU)

マイクロプロセッサは1971年にIntelと共同でビシコンの嶋正利さんらにより開発されました。

フラッシュメモリ

フラッシュメモリは1980年に東芝の舛岡富士雄さんらにより開発されました。

まとめ

日本人により開発されたものを調べると私生活でよく使う製品の部品がよく含まれていました。

こんなにも、日本人が貢献しているのに全く知らないというのも問題でもあると思いました。今後はもっと日本のことつい誇りに持ち、色々知りたいと思いました!!

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