私は普段、Androidスマートフォンを使っています。
学生時代もAndroidスマートフォンとAndroidタブレットを使っていたため、Apple製品で統一していたわけではありません。それでも、大学生の頃からiPadだけは気になっていました。
そして2021年、社会人になって初めて賞与をいただいたタイミングで、iPadの購入を決めました。
当時は、iPadを買えば動画や読書が快適になり、勉強やアウトプットまで効率化できると期待していました。
実際に使ってみると、その期待どおりだった部分もあります。一方で、手書き習慣が定着しなかったり、端末によっては動画視聴が中心になったりと、買う前には見えていなかった現実もありました。
この記事では、Androidユーザーだった私がiPadを選んだ6つの理由と、実際に使った今だから分かる「向く人・見送ってよい人」を紹介します。
結論|AndroidユーザーでもiPadを選ぶ価値はある
スマートフォンがAndroidだからといって、タブレットまでAndroidでそろえる必要はないと私は考えています。
連携のしやすさを優先するなら同じOSでそろえる利点はあります。しかし、私がタブレットに求めていたのは、スマートフォンとの完全な連携ではありませんでした。
- ベッドやソファで大きな画面を使いたい
- カラーの電子書籍やPDFを読みたい
- 資料へ直接書き込みたい
- 外出先でも文章を書きたい
- 長く快適に使える端末が欲しい
この用途を考えた結果、私はiPadを選びました。
ただし、用途が決まっていない人までiPadを買う必要はありません。高性能な端末を買っても、結局は動画を見るだけになる可能性があります。実際、私のiPad mini 6も現在は動画視聴中心で、売却候補に近い端末です。
Androidユーザーの私がiPadを選んだ6つの理由
1.スマートフォンより大きく、パソコンより気軽に使える
タブレットが欲しかった一番単純な理由は、ベッドやソファで大きな画面を使いたかったからです。
スマートフォンは気軽ですが、動画や写真を見るには小さく感じます。一方、ノートパソコンは画面が大きくても、開いて置く場所が必要です。
iPadなら、寝転がったまま動画を見たり、旅行情報を調べたりできます。
現在使っている13インチのiPad Airは、主に動画視聴や旅行先での情報収集に使っています。大きいため持ち運びやすさではiPad miniに負けますが、情報をしっかり見たい私には、この大きさが合っていました。
2.カラーの電子書籍や資料を読みやすい
文章中心の本を読むだけなら、電子書籍専用端末でも十分です。
しかし、雑誌、図解本、写真集、旅行資料、スキャンした参考書などは、カラーで表示できる大きな画面の方が読みやすいと感じます。
スマートフォンでは拡大と縮小を何度も繰り返すことになります。パソコンでは姿勢が固定されやすく、気軽な読書には少し重たい存在です。
カラー資料を好きな姿勢で読みたいという用途では、iPadの画面サイズと操作性が私に合っていました。
3.PDFへ直接書き込める
大学院生だった頃、iPadに一番魅力を感じていた機能がPDFへの書き込みでした。
論文や資料を印刷せずに表示し、そのまま線を引いたり、余白へメモを書いたりできます。
現在も、電子書籍をスキャンしてiPadへ取り込み、手書きで書き込む使い方をしています。
ただし、ここには私の失敗もあります。
Apple Pencilを買えば、自然に手書きメモの習慣が身につくと思っていましたが、実際には定着しませんでした。
iPad mini 6は当初、手書きメモ用として購入しました。しかし、手書きする習慣そのものがなかったため、次第に動画視聴端末になりました。
Apple Pencilの性能が良くても、普段から書かない人が突然たくさん書くようになるとは限りません。
4.動作が安定していて長く使いやすい
当時の私は、AndroidタブレットよりもiPadの方が長く快適に使えそうだと考えました。
ただし、現在はAndroidタブレットにもさまざまな選択肢があります。そのため、「Androidタブレットはすべて性能が低いからiPad一択」とは考えていません。
重要なのは、OSの名前だけではなく、次の点です。
- 使いたいアプリに対応しているか
- 必要な画面サイズか
- 数年間使える性能があるか
- ペンやキーボードを含めた総額はいくらか
- 自分が週に何回使うのか
スペック表の数字より、自分の生活のどこへ置くかを考える方が大切だと、複数のiPadを使って分かりました。
5.Apple Pencilやキーボードで用途を広げられる
iPadは、本体だけなら動画視聴や読書に向いたタブレットです。
Apple Pencilを加えると、PDFへの書き込みや手書きノートができます。キーボードを加えると、長い文章やブログの下書きにも使いやすくなります。
私は現在、外出先でも文字を入力しながらAIと対話できる環境を作りたくて、iPad用キーボードを購入しました。
私にとってガジェットは、単に高性能な物を所有するためのものではありません。場所に縛られず、考えたり書いたりできる自由を増やす道具です。
ただし、アクセサリーを追加すると費用と重量も増えます。キーボードを付けたiPadが、軽いノートパソコンと大差ない重さになることもあります。
本当に文字入力が中心なら、最初からノートパソコンを選んだ方がよい人もいるでしょう。
6.動画、読書、勉強、文章作成を一台で試せる
iPadの魅力は、用途を一つに限定しなくてよいことです。
動画を見る、電子書籍を読む、PDFに書き込む、旅行情報を調べる、写真を確認する、文章を書く。これらを一台で試せます。
一方で、何でもできることは「何に使うか決まらない」という弱点にもなります。
私は購入前、iPadを使えばインプットとアウトプットの効率が上がり、自分の人材価値まで高められると考えていました。
今振り返ると、少し期待しすぎていたと思います。
iPadを買っただけで能力は上がりません。使い方を決め、実際に使う時間を作って初めて価値が生まれます。
iPadは買えば人生を変えてくれるわけではなかった
購入前の私は「iPadは人生を変えるガジェットだ」と考えていました。
確かに、生活を便利にしてくれた部分はあります。大きな画面で動画を楽しめるようになり、PDFへ書き込めるようになり、旅行先でも情報を調べやすくなりました。
しかし、iPadを買っただけで勉強習慣や手書き習慣が自動的に身についたわけではありません。
現在は13インチのiPad Airをよく使う一方、iPad mini 6は動画視聴中心になり、売却も考えています。
だからといって、iPad mini 6を買ったことが完全な失敗だったとは思いません。当時は小さいiPadに魅力を感じ、実際に使ったからこそ、自分には大きな画面の方が合うと分かりました。
選択が合わなくなったら、売る、使い方を変える、次は違うサイズを選ぶ。ガジェット選びもやり直せます。
iPad mini 6については、買う前に感じていた魅力と、実際に使った後の変化を別の記事で詳しく振り返っています。
2021年にiPad mini 6を一番魅力的だと思った私が、実際に買って手放すか迷うまで

私が考えるiPadが向いている人
- 動画や写真をスマートフォンより大きな画面で見たい人
- 雑誌・図解本・カラー資料を読みたい人
- PDFへ直接書き込みたい人
- 旅行先やソファで情報収集したい人
- 使いたいiPad専用アプリがある人
- 用途と使用場所を具体的に説明できる人
iPadを急いで買わなくてもよい人
- 用途が「何となく便利そう」だけの人
- 動画視聴をスマートフォンで十分楽しめる人
- 文字入力が中心でノートパソコンが必要な人
- Apple Pencilを買えば勉強すると思っている人
- すでに使っていないタブレットを持っている人
一番危険なのは、端末を買えば新しい習慣まで手に入ると思うことです。
まずは「どこで」「週に何回」「何のアプリを使うか」を書き出してみてください。
iPadを買うなら性能より使う場所を決める
| 主な用途 | 重視したい点 |
|---|---|
| 持ち歩き・読書 | 小ささと軽さ |
| 動画・雑誌・PDF | 画面サイズ |
| 手書き | ペン対応と書く習慣 |
| 文章作成 | キーボードを含めた重量 |
| 写真・制作 | 必要なアプリと保存容量 |
現行モデルの仕様や対応アクセサリーは変わるため、購入前にはApple公式の比較ページで確認してください。
Apple製品の購入時期に迷っている方には、iPad miniを待って後悔した経験も参考になると思います。
Apple製品はもう安くなるのを待たない方がいい|iPad miniを待って後悔した話

まとめ|Androidユーザーでも、用途が合えばiPadは便利
私がiPadを選んだ理由は、単にApple製品が欲しかったからではありません。
- 大きな画面を気軽に使える
- カラー電子書籍やPDFを読みやすい
- 資料へ直接書き込める
- 長く快適に使いやすい
- ペンやキーボードで用途を広げられる
- 動画から文章作成まで一台で試せる
この点に魅力を感じ、Androidユーザーだった私もiPadを選びました。
ただし、iPadは持っているだけで生活や能力を変えてくれる魔法の板ではありません。
自分の生活に合えば自由を増やしてくれますが、用途が曖昧なら高価な動画端末になることもあります。
買うか迷っているなら、性能比較の前に「どこで、何をするために使うのか」を考えてみてください。その答えが具体的なら、AndroidユーザーにとってもiPadは十分に選ぶ価値があります。



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