MacBook Pro M1を買ったものの、半年ほどで売却しました。
世間では評価が高く、M1チップはすごいと言われていたMacBookです。実際に使った今でも、MacBook Pro M1が悪いパソコンだったとは思っていません。
ただ、自分の生活には合いませんでした。
本当はMacBookを使いたかった。けれど、実際に買って分かったのは「何でもできるパソコン」と「自分が実際に使うパソコン」は別物だということでした。
この記事では、憧れで買ったMacBook Pro M1をなぜ半年で手放したのか、当時の期待と現在の本音を振り返ります。
本当はMacBookを使いたかった
正直に言えば、MacBook Pro M1は憧れで買った部分が大きかったです。
YouTubeでレビューを見ていると、「M1チップなら何でもできる」「MacBookがあれば作業環境が変わる」という空気がありました。
自分もMacBookを持てば、外でブログを書いたり、旅行先で写真を整理したり、新しいことへ挑戦したりできる気がしていました。
M1チップの性能がすごかったことは間違いないと思います。レビューしていた人たちが嘘をついていたとも思いません。
問題は、その評価が自分の生活にも当てはまるのかを、十分に考えていなかったことでした。
パソコンが欲しかったというより、「MacBookで格好よく作業する自分」に憧れていたのかもしれません。
期待していたのは、1台でブログと写真整理ができる環境
購入当時、一番期待していたのは、1台でブログ作成と写真整理を完結させることでした。
当時使っていたのは、購入から10年ほど経過したデスクトップPCです。ブログを書くにも写真を扱うにも、そろそろ限界を感じていました。
そこでMacBookを買えば、自宅でも外でも同じ環境で作業できると思いました。
家では外部ディスプレイにつなぎ、外ではそのまま持ち出す。ブログも写真整理も普段使いも、すべて1台にまとめるつもりでした。
今思えば、MacBookそのものより「古いデスクトップPCから解放され、どこでも作業できる生活」に期待していたのだと思います。
1台完結を狙った結果、Proシリーズになった
1台ですべてをこなすなら、外部ディスプレイも複数使いたい。
そう考えた結果、軽さより性能や拡張性を優先し、Proシリーズを選びました。
しかし、ここが失敗の始まりだったと思います。
持ち運ぶためのノートPCを探していたはずなのに、自宅のメインPCまで兼ねようとしたことで、自分には重すぎるモデルを選んでしまいました。
1台にまとめれば物は減ります。管理も楽になるはずです。
ただし、家で求める性能と外で求める軽さを、必ずしも1台で両立させる必要はありませんでした。
重くて持ち歩かない。そして、そもそも外で作業しなかった
実際に使い始めると、MacBook Pro M1は重くてほとんど持ち歩きませんでした。
外でブログを書く。旅行先で写真を整理する。そんな使い方を想像していましたが、現実の自分は外で本格的な作業をする人間ではありませんでした。
カフェへ行ったら、わざわざパソコンを開いて仕事のようなことをしたくありません。旅行先では写真整理より、その場所を見たり、次の行き先を調べたりしたい。
結局、作業するなら自宅の落ち着いた環境が一番でした。
MacBookが悪かったのではありません。
「外で作業する自分」という購入前の想定が、実際の自分と合っていなかったのです。
写真整理には容量が少なすぎた
MacBook Pro M1には写真整理も期待していました。
ところが、大量の写真を扱う拠点として考えると、容量が足りませんでした。
アメリカ生活で撮った写真は約10万枚あります。すべてをMacBookだけで管理しようとすると、最初から無理がありました。
外付けストレージを使う方法もあります。ただ、自分が求めていたのは「MacBook 1台で完結する環境」です。外付け機器を増やしていけば、購入前に思い描いていた手軽さから離れていきます。
現在は高性能なデスクトップPCへLightroomを入れ、写真を取り込んでいます。整理はまだほぼ手つかずですが、少なくとも容量を気にせず写真整理の拠点にできる安心感があります。
今のデスクトップPCを買った経緯と、写真10万枚がまだ整理できていない現実はこちらに書いています。
社会人5年記念でRTX 4070搭載PCを買った話|満足している。あとは自分次第

仕事で毎日Windowsを触る自分には、Windowsがしっくりきた
仕事では毎日10時間以上、Windowsを触っています。
いわゆる社畜として、平日のかなりの時間をWindows環境で過ごしています。そうなると、プライベートでもWindowsの方がしっくりくるのは自然でした。
MacBook Pro M1の動作が遅かったわけではありません。むしろ性能には不満がありませんでした。
しかし、ファイル管理、ショートカット、アプリの扱い方など、細かな場面でWindowsの方が迷わず操作できます。
パソコンは憧れのガジェットである前に、毎日使う作業道具です。
OSの違いには慣れればよいと思っていましたが、仕事で毎日使っている環境の慣れは、想像以上に大きなものでした。
MacとWindowsのどちらが優れているという話ではありません。
自分にはWindowsの方が合っていました。
アプリ開発にも興味はあった。でも時間がなかった
MacBookを買えば、アプリ開発にも挑戦できるかもしれないと思っていました。
ブログ、写真整理、アプリ開発。MacBookがあれば、今までできなかったことへ次々と挑戦できる気がしていたのです。
しかし、現実にはそこまで時間がありませんでした。
仕事があり、旅行へ行き、ブログも書きたい。写真整理も残っています。やりたいことは増えても、使える時間まで増えるわけではありません。
何でもできるガジェットを持っていても、自分がそれを使う時間を作れなければ意味がありません。
これはMacBookに限った話ではなく、高性能なガジェットを買うたびに忘れそうになることです。
機材を買うことと、実際に新しいことを始めることは別でした。
M1チップはすごい。でも自分の用途には合わなかった
「M1チップなら何でもできる」という評価は、間違いではなかったのだと思います。
ただし、「何でもできる」と「自分が使う」は違います。
私は重くて持ち歩かず、そもそも外で作業しませんでした。写真整理には容量が足りず、仕事で慣れているWindowsの方が扱いやすいと感じました。
興味のあったアプリ開発も、実際には時間を作れませんでした。
性能が余っていたのではなく、MacBookに期待していた生活そのものが自分に合っていなかったのです。
今なら軽量MacBookでもよいかもしれない
現在は、ブログ作成、写真整理、ゲームを担う高性能デスクトップPCがあります。
そのため、今MacBookを買うなら、1台ですべてを置き換える必要はありません。持ち運びだけを考え、軽量モデルを選ぶ方法もあると思います。
それでも、今のところ買い直す予定はありません。
帰省時やデスクトップPCの予備としてSurface Pro 9を持っています。使用頻度は高くありませんが、自分が慣れているWindows環境を持ち出せるため、今の用途には十分です。
必要な環境はすでにあります。
MacBookをもう一度使ってみたい気持ちが完全になくなったわけではありません。ただ、憧れだけで再購入する必要もないと思っています。
MacBook Pro M1を売ったことに後悔はない
MacBook Pro M1を売ったことに後悔はありません。
本当は使いたかったですし、MacBookへの憧れもありました。
それでも、合わない物を「高かったから」「評判が良いから」という理由だけで持ち続ける必要はありません。
半年で手放したことだけを見れば、買い物としては失敗だったと思います。
一方で、実際に使ったからこそ、自分は外で本格的な作業をしないこと、Windowsの方が扱いやすいこと、家ではデスクトップPCを使う方が合っていることが分かりました。
失敗した買い物を無理に正解へ変えなくてもよいと思います。
合わなかった理由が分かれば、次のガジェット選びでやり直せます。
現在使っている端末と、残す物・手放す物の判断基準は、所有ガジェット一覧にまとめています。
YouTuberほど買えない会社員の所有ガジェット一覧|使う・残す・手放す基準

まとめ:憧れより、自分の生活に合うかが大事
MacBook Pro M1は悪いパソコンではありません。
M1チップの性能は高く、多くの人から評価された理由も分かります。
ただ、自分は憧れを先に買ってしまいました。
外でブログや写真整理をするつもりでしたが、重くて持ち歩かず、そもそも外で作業する生活でもありませんでした。容量やOSへの慣れ、実際に使える時間も、自分の想定とは違っていました。
結局、大切だったのは「何ができるか」ではなく、「自分が本当に使うか」でした。
評判の良いガジェットでも、自分の生活に合わないことはあります。
そして、合わなかったなら手放してもよい。失敗した理由を整理できれば、次の選択ではやり直せると思っています。


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