子どもの頃に欲しかったのは塾よりデスクトップPCだった|田舎育ちの私が感じる教育投資の差

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子どもの頃に欲しかったのは、塾よりデスクトップPCだった

田舎と都会では、子ども時代にかけてもらえるお金が違うのではないか。

そんなことを最近考えていました。

都会出身の人を見ると、小さい頃から塾や習い事へ通い、私立学校へ進み、社会で生きるためのコツを早くから覚えているように見えます。

もちろん、都会出身者が全員裕福だったわけではないでしょう。田舎に暮らす人がお金を持っていないとも言い切れません。

それでも私は大学で都会へ出たとき、スタート地点が違うと感じました。

ただ、話を掘り下げてみると、私が本当に欲しかったのは塾ではありませんでした。

子どもの自分へ一つだけ渡せるなら、私はデスクトップPCを選びます。

大学でお金を使えるようになって、ガジェットにどハマりした

自分がガジェット好きだとは、子どもの頃には分かっていませんでした。

大学へ入り、自分で使えるお金を持ってから、情報機器へ一気に興味が向きました。

特に好きなのがデスクトップPCです。

  • ゲームができる
  • ブログを書ける
  • 動画編集ができる
  • 部品を交換できる
  • 自分の用途に合わせて改造できる

一つの箱なのに、できることが多すぎます。

完成した製品を使うだけではなく、自分で中身を変えられるところも大好きです。

社会人になってから購入したデスクトップPCについては、「社会人5年記念でRTX 4070搭載PCを買った話」に詳しく書いています。性能には満足していますが、環境を整えれば自動的に何かを成し遂げられるわけではないという本音も残しました。

社会人5年記念でRTX 4070搭載PCを買った話|満足している。あとは自分次第
社会人5年記念にRyzen 7、メモリ32GB、RTX 4070搭載のデスクトップPCを購入。10年ものPCから買い替えて変わったこと、Lightroom、ゲーム、3画面でのブログ環境、まだ実現できていない写真整理や実況について本音で紹介します。

もっと早く情報機器に触れていたら、進路は変わっていたのか

私は機械系へ進みました。

しかし、子どもの頃からパソコンを自由に触れる環境があったら、IT系へ進んでいたかもしれないと思うことがあります。

これは、IT系へ進めば成功していたという話ではありません。

そもそも、小学生の私へ高性能なデスクトップPCを渡したところで、最初に始めるのは間違いなくゲームです。

プログラミングを自主的に勉強して、将来を見据えて行動していたとは思えません。

ゲームでしょうね。たぶん、ずっと遊んでいたと思います。

それでもゲームを入口に、PCの設定を調べたり、部品に興味を持ったり、動画を作ったりしていた可能性はあります。

ブログへたどり着いたかもしれませんし、何も生まれず、ただゲームを楽しんで終わったかもしれません。

今となっては分かりません。

ただ、早く情報機器に触れることには、勉強道具を得る以上の意味があったのではないかと思います。

自分が何を好きなのかを知る機会そのものが、もっと早く手に入ったかもしれません。

お金の差は、学力だけでなく「試せること」の差になる

教育投資というと、塾代や私立学校の学費を思い浮かべます。

しかし、子ども時代のお金の差は、テストの点数だけに現れるものではないと思います。

パソコン、楽器、スポーツ用品、旅行、博物館、習い事。

実際に触れてみなければ、自分が好きかどうか分からないものはたくさんあります。

お金があれば必ず才能が開花するわけではありません。高い道具を買っても使わない子どもはいるでしょう。

それでも、お金がなければ最初から試せないものがあります。

子ども時代の投資額の差は、能力の差というより、選択肢を試した回数の差になるのかもしれません。

都会出身者に憧れる理由を考えたら、最後はお金だった

私は都会出身者に憧れます。

社会での戦闘力が高く見えるからです。

新入社員を見ても、自分より大人に見えることがあります。人との距離感、言葉の使い方、情報の集め方、お金や時間の使い方。社会人7年目の自分より、最初から社会へ適応しているように感じることがあります。

その違いは何なのか考えていくと、最後はお金へ戻りました。

塾や私立学校だけではありません。習い事へ通い、情報機器に触れ、公共交通でさまざまな場所へ行き、多くの選択肢から自分に合うものを探す。

子ども本人がお金を持っていない時期だからこそ、家庭が使えるお金の影響は大きいように感じます。

地方の学生が進学や就活で感じる情報差については、「就活は情報を早く集めた人が勝つ」でも振り返っています。

就活は情報を早く集めた人が勝つ|オンライン時代に地方大学生が不利を減らす方法
オンライン就活が当たり前になった今、地方大学生が不利を減らす方法を実体験ベースで解説。情報収集、面接準備、研究との両立まで紹介します。

それでも、私は育った環境に文句があるわけではない

ここまで書くと、親や育った環境を恨んでいるように見えるかもしれません。

しかし、そうではありません。

私は、社会へ出るまで育ててくれた両親に感謝しています。

与えられなかったものを数えれば、いくらでも不満は作れます。

反対に、都会でお受験をして、塾と習い事に追われる子ども時代だったら、それはそれで私は文句を言っていたと思います。

お受験には憧れがあります。

でも、実際に毎日勉強させられたら、「ゲームをさせてくれ」と不満を言っていたでしょう。

今持っていない過去は、都合よく見えます。

都会で育てば必ず幸せだったとも、パソコンがあればIT系で成功したとも思いません。

ただ、親への感謝とは別に、環境によって触れられるものや進路の見え方が違うことは、自分の体験として残しておきたいと思います。

塾よりPCを選ぶのは、勉強よりゲームが好きだからかもしれない

子どもの自分へ塾とデスクトップPCのどちらかを渡せるなら、私はPCを選びます。

立派な理由だけではありません。

おそらくゲームがしたいからです。

でも、そのゲームを入口に、機械をいじる楽しさや、情報を集める面白さに出会えた可能性があります。

そして今の私は、デスクトップPCでゲームをし、ブログを書き、写真を整理し、AIを使っています。

結局、子どもの頃から根本はそれほど変わっていなかったのかもしれません。

子ども時代に欲しかったのは、社会で勝つための英才教育ではなく、自分の好きな世界を好きなだけ試せる道具だった。

教育投資の差が人生にどこまで影響するのか、私には断定できません。

ただ、学力だけではなく、「自分の好きなものへ気づく時期」にも、お金は影響するのだと思います。

親への感謝はあります。

都会への憧れも消えていません。

その二つは、どちらかを否定しなくても両立するのだと思っています。

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