控えめだけど、ちゃんと面白い。奥田いろはさんを見つけてほしい

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乃木坂46の奥田いろはさんといえば、歌がうまい人という印象を持っている人が多いと思う。

もちろん、それは間違っていない。乃木坂スター誕生で歌っている姿を見れば、声が安定しているだけではなく、表情や感情の込め方まで含めて魅力的な人だと分かる。

ただ、私が奥田いろはさんに惹かれる理由は、歌だけではない。

ナンの話をしているときの楽しそうな姿。「今なんじ」という時計の話を真剣にしている姿。普段は真面目で控えめなのに、ときどき少し変わった感性が漏れてくる。

私にとって奥田いろはさんは、真面目なのに、少し変でかわいい人である。

派手にキャラクターを作って目立つタイプではない。だからこそ、見続けているうちに、じわじわと面白さが分かってくる。

この記事では、プロフィールや経歴を網羅するのではなく、私がなぜ奥田いろはさんに惹かれるのかを書いてみたい。

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結論:奥田いろはさんは控えめだけど、ちゃんと面白い

奥田いろはさんの魅力を一言で表すなら、控えめだけど、ちゃんと面白い人だと思う。

普段は真面目で、優しくて、周囲をよく見ている。自分から強く前へ出て、場の中心を奪うタイプには見えない。

ところが、ナンや時計の話になると、少し変わった感性が自然に出てくる。

この「自然に」というところが大事だ。

面白いことを言おうとして無理に作っているわけではない。本人は好きなものや思いついたことを真剣に話しているだけなのに、なぜか面白い。

騒がしい面白さではない。誰かを傷つけたり、強い言葉で笑いを取ったりする面白さでもない。

安心して見ていられる、少し不思議な面白さである。

最初は「気を遣いすぎる人」だと思っていた

私が奥田いろはさんを最初に強く意識したのは、ヒット祈願キャンペーンだった。

久保史緒里さんとの関わりの中で、本当は北野日奈子さんが好きなのに、久保史緒里さんを好きだと言っているように見えた。

そのときは「大人だな」と思う一方で、気を遣いすぎていないかとも感じた。

ただ、完璧に取り繕えているわけでもなかった。空気を読もうとはしているけれど、本当の気持ちも少し漏れている。そのバレバレな感じが、今振り返ると愛おしかった。

何でも完璧にこなす優等生ではなく、頑張って場に合わせようとしている人間味があった。

珍しい日村さん派だったことも記憶に残っている。多数派へ無理に合わせるだけではなく、自分の好きなものはちゃんと持っている人なのかもしれないと思った。

富士登山で漏れた絶望感が忘れられない

富士登山では、登頂したと思った後に「本当の山頂」がまだあると知ったときの反応が印象に残っている。

頑張って登ってきて、ようやく終わったと思った。その後で、まだ先があると言われたら絶望するのは当然だと思う。

奥田いろはさんは、その絶望感を隠しきれていなかった。

そこがよかった。

いつでも前向きで、弱音を吐かず、すべてを笑顔で乗り越える姿だけを見たいわけではない。頑張っている人から素直な感情が漏れると、その人が急に近く感じられることがある。

奥田いろはさんは真面目だけれど、完璧すぎない。

頑張りながらも「これはしんどい」と感じる。その感情が顔に出てしまうところに、人間味がある。

同期にいじられている姿から関係性の良さが見える

同期からいじられている姿も好きだ。

かわいそうに見えるのではなく、本人も楽しそうなので微笑ましく見える。いじられても嫌な空気にならず、関係性の良さが伝わってくる。

奥田いろはさんは、自分から強く場を動かすタイプではないかもしれない。

それでも、そこにいることで雰囲気が柔らかくなる。誰かが安心して話せる空気を作ったり、素直なリアクションで場を支えたりする。

番組では、声が大きくて発言回数の多い人ばかりが場を作っているわけではない。

静かに笑っている人や、話を受け止めてくれる人も必要だと思う。

奥田いろはさんには、そんな縁の下の力持ちのような魅力がある。

派手ではないのに記憶に残る人という点では、柴田柚菜さんにも通じるものを感じる。

乃木坂46・柴田柚菜さんの魅力|家族想いで不器用、だからこそ愛される人
https://skies1557.com/nogizaka46-shibata-yuna-charm/

最初は無理をしている優しさだと思っていた

加入当初の私は、奥田いろはさんの優しさを少し心配していた。

周囲を見すぎて、自分の気持ちを後回しにしているのではないか。気を遣いすぎて、無理をしているのではないかと思っていた。

しかし、見続けているうちに、それは私の勘違いだったのかもしれないと思うようになった。

本人は楽しそうに見える。

周囲へ気を遣うことも、人を受け入れることも、無理に作っているのではなく、本人にとって自然な振る舞いなのかもしれない。

もちろん、本当のところは本人にしか分からない。

それでも、最初は不安に見えた優しさが、今では奥田いろはさんらしい自然体に見えるようになった。

変わったのは本人ではなく、見ている私の理解なのだと思う。

ナン好きは売れるための武器ではなく、かわいい個性

奥田いろはさんが特に楽しそうに見えるのは、ナンの話をしているときだ。

私が惹かれているのは、ナンそのものではない。

好きなものを語るときのテンションが好きなのだと思う。

ナンおかわり自由ののぼりや、ナンに関するギャグ。本人が心から楽しんでいることが伝わってくるから、見ている側も微笑ましくなる。

アイドルの個性というと、何か強烈なキャラクターを作らなければならないように見えることがある。

しかし、奥田いろはさんのナン好きは、売れるために作った武器には見えない。

ただ好きだから話している。それが結果的に個性になっている。

無理をしていないから、何度見ても疲れない。本人が楽しそうだから、こちらも楽しくなる。

「今なんじ」時計に見えた少し変な感性

最近は「今なんじ」という時計の話も印象に残った。

奥田いろはさんは、もともと少し変わった感性を持っていたのだと思う。それが活動を続ける中で、少しずつ表へ出てくるようになった。

真面目そうな人が、真剣な顔で少し変なことを話している。

この組み合わせは強い。

本人がふざけているわけではないからこそ面白い。わざと奇抜なことを言うのではなく、本人にとっては自然な発想なのだと思う。

真面目な人の内側には、意外と変な面白さが隠れている。

奥田いろはさんを見ると、そう思う。

同じく、見続けるほど印象が変わっていくメンバーとして川﨑桜さんについても書いている。

乃木坂46・川﨑桜さんの魅力|しゅわしゅわだけじゃない、時間が経つほど強くなる人
https://skies1557.com/nogizaka46-sakura-kawasaki-charm/

歌声には技術だけではなく人柄がにじんでいる

奥田いろはさんの歌を強く意識したのは、乃木坂スター誕生だった。

歌が安定している。感情の込め方がいい。歌っているときの表情もいい。

そして、声そのものが好きだ。

奥田いろはさんの歌声は優しい。

ここでいう優しさは、単に声量を抑えて柔らかく歌っているという意味ではない。普段の控えめさや真面目さが、歌声にもにじんでいるように感じる。

歌っているときには、普段とのギャップもある。

番組では一歩引いた場所にいることがあっても、歌い始めると自然に中心へ立てる。大声で存在を主張しなくても、歌声そのものがこちらを振り向かせる。

だからこそ、表題曲の中で奥田いろはさんの歌声をしっかり聴いてみたい。

単に画面にたくさん映ってほしいのではない。

歌える人として、その歌声が楽曲の中で生きる姿を見たい。

歌の実力がそのまま人気につながらないもどかしさ

歌がうまければ、必ず人気が出るわけではない。

アイドルには歌だけではなく、ダンス、ビジュアル、トーク、キャラクター、発信力など、さまざまな要素が求められる。

それは分かっている。

それでも、歌える人が埋もれるのはもったいないと思う。

奥田いろはさんには、もっと報われてほしい。

選抜入りだけでなく、いつか福神やフロントに立つ姿も見たい。ただ、一番見たいのは、表題曲の中で歌声が明確に聴こえる姿である。

歌がうまいという分かりやすい実力を持っているからこそ、その実力がグループの楽曲で生かされてほしい。

これは人気の順位だけを見ているのではない。

その人にしかできない役割を、きちんと任されてほしいという気持ちに近い。

控えめな人が報われる世界であってほしい

私が奥田いろはさんを応援したくなる理由には、自分自身の価値観も重なっている。

私は、派手に自己主張する人より、目立たない場所で真面目に積み重ねる人を応援したくなる。

これは、騒がしい人が嫌いだという単純な話ではない。

自分も前に出ることが得意ではなく、縁の下で支える役割が正当に評価されないと感じることがあったからだと思う。

世の中では、分かりやすく目立つ人の成果が評価されやすい。

一方で、周囲へ気を配る人、失敗が起きないように静かに支える人、急に目立たなくても毎日積み重ねている人の仕事は見えにくい。

だから奥田いろはさんを見ると、控えめな人が控えめなまま報われてほしいと思う。

無理に大声を出したり、別人のようなキャラクターを作ったりしなくてもいい。

真面目で、優しくて、少し変で、歌がうまい。そのままの魅力が見つかってほしい。

おそらく私は、奥田いろはさんを通して、自分が信じたい世界を見ているのだと思う。

今度番組を見るときは奥田いろはさんに注目してほしい

奥田いろはさんは、一度見ただけですべての魅力が伝わるタイプではないかもしれない。

前に出すぎるわけではなく、いつも大きな声で笑いを取るわけでもない。

しかし、見続けていると少しずつ分かってくる。

同期にいじられているときの柔らかい雰囲気。富士登山で思わず漏れた絶望感。ナンを楽しそうに語る姿。「今なんじ」時計に見える独特な感性。そして、歌った瞬間に空気を変える優しい声。

真面目なのに、少し変でかわいい。

その変さは作られたものではなく、本人から自然に漏れてくる。

奥田いろはさんをまだよく知らない人には、次に乃木坂46の番組を見るとき、少しだけ意識して見てほしい。

すぐには分からなくてもいい。

控えめな子の面白さは、見続けるとじわじわ分かる。

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