Appleから、ついに折りたたみiPhone「iPhone Duo」が発表されました。
折りたたみiPhoneを待っていた一人として、登場したこと自体は素直に嬉しいです。ポケットから取り出したiPhoneを開き、大きな画面で使う。そんな体験には今でもワクワクします。
しかし、価格や画面サイズ、自分が所有している端末の使い方まで考えると、結論は変わりました。
私はiPhone Duoを見送ります。最大の理由は、開いても現行iPad miniより画面が小さいことです。
iPad miniを持ちながら使わなくなった今の私には、折りたたみ1台へまとめるより、普通のiPhoneと13インチiPad Airを使い分ける方が合っています。
iPhone Duoは買うべき?最初に私の結論
iPhone Duoは、次のような人なら購入する意味があると思います。
- Apple初の折りたたみ体験そのものを楽しみたい人
- 価格を気にせず最新のApple製品を試したい人
- 普通のスマートフォンより広い画面を、常にポケットへ入れて持ち歩きたい人
一方、次のような人は、購入前に使い道を考えた方がよさそうです。
- すでにiPhoneとiPadを使い分けている人
- 大画面では動画視聴や本格的な作業をしたい人
- 普通のiPhoneに軽さと取り出しやすさを求める人
- iPad miniのような中間サイズの端末を使わなくなった人
新しい製品としては面白い。しかし、今の私の生活へ入れる役割は見つかりませんでした。
iPhone Duoの価格・重さ・画面サイズ
| 確認項目 | iPhone Duo | 私の判断 |
|---|---|---|
| 日本価格 | 36万4,800円から | スマートフォンとしては簡単に試せる価格ではない |
| 重量 | 254g | 普段使いのiPhoneに求める軽さとは合わない |
| 内側画面 | 7.6インチ | 現行iPad miniの8.3インチより小さい |
| 外側画面 | 5.4インチ | 閉じた状態はコンパクトに使える |
| 主な特徴 | 2画面、Split View、折りたたみ撮影、Apple Pencil対応予定 | 新しい体験としては魅力を感じる |
iPhone Duoの良さは、普通のiPhoneより広い画面をポケットへ入れて持ち運べることです。開いた状態では2つのアプリを横に並べて使え、年内にはApple Pencil(USB-C)への対応も予定されています。
発表された機能だけを見れば、Appleらしい新しい使い方が用意されています。
それでも、価格は36万4,800円からです。この金額を見ると、私はどうしてもMacBookなどのパソコンと比べてしまいます。
もちろん、iPhone DuoとMacBookでは役割が違います。単純な性能や価格だけで比べるのは適切ではないでしょう。
ただ、私にとって36万円以上を払う端末なら、生活や作業環境が大きく変わってほしい。その変化をiPhone Duoにはまだ見つけられませんでした。
公式情報を確認したい方は、Appleの製品ページもあわせて確認してください。

見送る最大の理由は、開いてもiPad miniより小さいこと
私にとって一番の決定打は、価格だけではありません。
iPhone Duoを開いても、現行iPad miniより画面が小さいことです。
iPhone Duoの内側画面は7.6インチです。一方、現行iPad miniは8.3インチです。
折りたたみiPhoneに期待していたのは、大きな画面をポケットに入れて持ち歩けることでした。小さなスマートフォンを開けば、タブレットのように使える。そこに魅力を感じていました。
しかし、実際に発表された画面サイズを見ると、私が大画面端末へ求めているものとは少し違いました。
動画を見る。旅行先で情報を調べる。電子書籍を読む。資料へ書き込む。ブログの記事を考える。
こうした用途には、私は13インチのiPad Airを使っています。
せっかく大画面を使うなら、中途半端に大きい画面ではなく、しっかり大きな画面を使いたい。
どうやら、これが今の私の端末選びでした。
iPad miniを持っているのに、ほとんど使わなくなった
私はiPad mini 6も持っています。
購入した当初は、手書きメモなどに使いたいと思っていました。しかし、手書きする習慣は定着しませんでした。
現在は動画を見る端末に近くなっていますが、それも13インチのiPad Airを使うことが増えています。大きな画面が使えるなら、わざわざiPad miniを選ぶことが減りました。
この経験から、iPhone Duoを買った後の未来も想像できます。
最初は折りたたむことが楽しくて、何度も開いたり閉じたりする。2つのアプリを並べて、便利だと思う。旅行にも持っていきたくなる。
しかし、しばらくすると、普段は普通のiPhoneを使い、動画やまとまった作業では13インチiPad Airを使う生活に戻りそうです。
すでにiPad miniという中間サイズの端末を使わなくなっているのに、36万円以上する新しい中間サイズの端末を追加しても、長く使い続けられる気がしません。
仮に将来、内側画面がiPad miniと同じくらい大きくなったとしても、今の私は普通のiPhoneと大型iPadを選ぶと思います。
iPhone Duoがパソコンの代わりにならないのも気になる
iPhone Duoは、開いた状態で2つのアプリを横に並べられます。
調べ物をしながらメモを書く、写真を見ながらメールを作るといった使い方には便利そうです。
それでも、私がブログを本格的に書くならパソコンを使います。写真整理や、複数の資料を開く作業でも、パソコンの方が向いています。
iPhone Duoで2つのアプリを並べられることと、パソコンが不要になることは別です。
スマートフォンとしてはかなり高い。しかし、私の使い方ではパソコンの代わりにも、大型iPadの代わりにもならない。
その立ち位置を、自分の生活のどこに入れたらよいのか分かりませんでした。
普通のiPhoneと大型iPadの2台持ちが自分には合っている
iPhone Duoの魅力は、スマートフォンと小型タブレットを1台にまとめられることだと思います。
ただ、私は必ずしも1台へまとめたいわけではありません。
普通のiPhoneに求めること
- 軽くて、すぐに取り出せる
- ゲームやカメラを気軽に使える
- 連絡や決済を片手で済ませられる
- 旅行中も取り回しやすい
大型iPadに求めること
- 動画を大きな画面で見る
- 旅行先で情報をまとめて調べる
- 電子書籍や資料を読む
- 手書きで資料へ書き込む
- ブログや写真編集に活用する
この2つは、目的がかなり違います。
荷物は多少増えますが、1台ですべてをこなそうとして両方の良さが中途半端になるより、自分には合っています。
以前は、端末を減らして1台へまとめることが便利だと思っていました。
今は、台数を減らすことより、それぞれの端末に明確な役割があることの方が大切だと感じています。
iPhone Duoが向いていると思う人
私には買う理由が見つかりませんでしたが、iPhone Duoそのものを否定するつもりはありません。
折りたたむ体験そのものを楽しみたい人
iPhone Duoは、これまでのiPhoneとは明確に違う製品です。
折りたたんで持ち歩き、必要なときに大きな画面を開く。端末を置いて角度を調整し、動画視聴や撮影に使う。こうした新しい体験へ価値を感じる人には魅力的でしょう。
ガジェットは、必ずしも実用性だけで買うものではありません。
新しい技術に触れ、これまでになかった使い方を試すことも、ガジェットの楽しさです。
価格を気にせずAppleの最新製品を試したい人
Apple初の折りたたみiPhoneには、初代製品ならではの特別感があります。
純粋なコストパフォーマンスより、その時代の新製品を最初に体験することへお金を払える人なら、購入する理由はあると思います。
一方、36万円以上を払うなら用途を明確にしたい人は、実物を触り、自分が普段使っているiPhoneやiPadと比べてから判断した方がよさそうです。
ガジェット好きでも、すべての新製品を買う必要はない
iPhone Duoの発表を見たとき、私は嬉しいと同時に少し残念でした。
待っていた折りたたみiPhoneがようやく登場したのに、自分が買う理由を見つけられなかったからです。
ただ、これはiPhone Duoが悪いというより、以前より自分に必要な端末が分かるようになった結果だと思います。
昔なら、Apple初の折りたたみiPhoneというだけで欲しくなっていたかもしれません。
今は、その端末を買うことで生活がどう変わるのか、今持っている端末のどれを置き換えられるのかまで考えるようになりました。
Apple製品は、必要だと判断したなら値下がりを待たず、早く買って使った方がよい場合もあります。以前、iPad miniを待って後悔した経験から、Apple製品の買い時について別の記事で整理しました。

ただし、早く買うべきなのは、あくまで自分に必要な製品です。
欲しいと思うことと、自分の生活に必要であることは別です。
まとめ:iPhone Duoは面白い。でも今の私は買わない
折りたたみiPhoneが正式に登場したことは、素直に嬉しいです。
久しぶりに、実物を触ってみたいと思える新しいiPhoneでした。
それでも、現在の私は購入を見送ります。
- 価格が36万4,800円からと高い
- 重量が254gあり、普通のiPhoneに求める軽さとは違う
- 開いても7.6インチで、現行iPad miniより小さい
- パソコンや13インチiPad Airの代わりにはならない
- すでにiPad miniをほとんど使わなくなっている
今の私には、普通のiPhoneと13インチiPad Airを役割ごとに使い分ける方が合っています。
一方、折りたたむ体験そのものを楽しみたい人や、価格を気にせずAppleの最新製品を試したい人には、面白い選択肢だと思います。
今回はワクワクしながら発表を見て、自分の使い方を冷静に考えた結果、買わない。
それが、今の私の結論です。



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