若者が選挙に行く意味はない?政治で人生が変わった私が投票へ行く理由

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「若者が選挙に行っても意味がない」

そう感じる気持ちは、正直よく分かります。

候補者の名前を見てもよく分からない。政党の違いも難しい。自分の1票で日本が変わるとも思えない。

しかも、投票所へ行くのも少し面倒くさいです。

私も政治が大好きな人間ではありません。

政治ニュースを毎日追いかけているわけでもありませんし、すべての政策を完璧に理解しているわけでもありません。

それでも私は、選挙権を得てから毎回投票へ行っています。

理由はきれいごとではありません。

私は、政治や社会情勢によって自分の進路に影響を受けたと感じているからです。

この記事では、若者が選挙に行く意味について、制度の話だけでなく、私自身の進路選択や投資タイミングを逃したと感じた経験も含めて本音で書きます。

「政治に興味がないから選挙へ行かない」と思っている大学生や若い社会人にこそ、読んでほしいです。

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若者の投票率は今も高いとは言えない

まず、若者の投票率について確認しておきます。

総務省の資料によると、令和7年7月に行われた第27回参議院議員通常選挙では、10歳代の投票率が45.29%、20歳代が47.30%、30歳代が56.52%でした。 全年代を通じた投票率は58.51%です。

また、令和8年2月に行われた第51回衆議院議員総選挙では、10歳代が43.45%、20歳代が39.01%、30歳代が50.89%、全年代を通じた投票率は56.26%でした。

つまり、若い世代の投票率は上がる場面があっても、全体と比べるとまだ低い傾向があります。

もちろん、投票率が低いからといって、若者だけを責めるつもりはありません。

政治が分かりにくい。

候補者の違いが見えにくい。

誰に投票しても変わらないように感じる。

そう思うのは自然です。

ただ、ここで考えたいのは、 「分からないから行かない」で本当にいいのか ということです。

政治に興味がなくても、税金、社会保険、奨学金、就職、子育て、投資環境、老後資金には影響があります。

政治は、興味がある人だけに影響するものではありません。

政治に興味がなくても、政治は人生に勝手に入ってきます。

私が毎回投票へ行く理由

私は選挙権を得てから、毎回投票へ行っています。

政治が好きだからではありません。

社会のために立派な行動をしたいからでもありません。

私の場合はもっと個人的です。

自分の人生を、できるだけ他人任せにしたくないからです。

私は中学・高校卒業のタイミングで、政権交代や社会情勢の変化による影響を受けたと感じています。

当時の私は、仕事を「お金を得るための手段」と考えていました。

仕事そのものに強い夢があったというより、1日でも早く働いて資金を作り、そのお金を投資に回して増やしていきたいという考え方でした。

今思えばかなり現実的というか、少し変わった学生だったかもしれません。

でも、当時の私は本気でそう考えていました。

早く働く。

早く資金を作る。

早く投資を始める。

若いうちに時間を味方につける。

それが自分にとって大事な選択だと思っていました。

しかし、現実には働く場所がありませんでした。

就職環境が厳しく、思うように働き始める道を選びにくかったのです。

結果として、私はいやいや大学へ進学しました。

もちろん、大学で学んだことや経験したことがすべて無駄だったとは思っていません。

ただ、本音を言えば、 「本当は早く働いて投資資金を作りたかった」 という気持ちはありました。

そして、私が大学に在学している間にアベノミクスが始まり、株価は上昇していきました。

ようやく自分が就職できた頃には、個人的には「最高の投資タイミングを逃した」と感じていました。

これは、誰かを責めたいという話ではありません。

人生に正解はありませんし、大学へ進学したからこそ得られたものもあります。

ただ、私はこの経験から強く思いました。

政治や制度や社会情勢は、自分の進路やお金の選択に普通に影響する。

だから私は投票へ行きます。

自分の1票だけで日本が変わるとは思っていません。

でも、自分の人生に影響する仕組みに対して、完全に無関心ではいたくないのです。

若者が選挙に行かない理由

若者が選挙に行かない理由は、だいたい次の3つに分かれると思います。

  • 政治に興味がない
  • 自分の1票で変わると思えない
  • 投票に行くのが面倒くさい

どれも分かります。

私も「政治に興味を持て」と上から言われたら、正直うっとうしいです。

政治に詳しい人ほど偉いとも思いません。

ただ、選挙に行かない理由としては少しもったいないと思っています。

政治に興味がないから

政治に興味がない。

これはかなり自然な感覚だと思います。

大学生や若い社会人にとって、政治は遠い世界に見えます。

国会、予算、制度、社会保障、外交。

言葉だけで難しそうです。

でも、政治は遠い世界に見えて、意外と生活に近いです。

たとえば、大学に関係するお金、奨学金、就職環境、税金、社会保険料、投資制度、子育て支援、物価対策などは、若い世代にも関係します。

私の場合は、進路と就職環境、そして投資を始めるタイミングに影響を感じました。

政治に興味がないことと、政治の影響を受けないことは別です。

ここを分けて考えた方がいいと思います。

選挙に行っても意味がないと思うから

「自分の1票で当選者が変わるわけがない」

これも、かなり本音に近いと思います。

実際、たった1票で国全体が変わることはほとんどないでしょう。

私も、自分の1票で日本が劇的に変わるとは思っていません。

でも、選挙の意味は「自分の1票で当選者を決めること」だけではありません。

若い世代も投票していると示すことに意味があります。

政治家にとって、投票する人は無視しにくい存在です。

逆に、投票しない人は後回しにされやすいです。

これは冷たい話ですが、選挙で選ばれる立場からすると当然です。

投票してくれる層の声を聞いた方が、次の選挙で当選しやすいからです。

だからこそ、若者が投票へ行くことには意味があります。

たとえ投票先が完璧に決まっていなくても、 「若い世代も見ていますよ」 と示す意味があります。

投票へ行くのが面倒くさいから

投票へ行くのが面倒くさい。

これも分かります。

スマホで何でもできる時代に、紙の入場券を持って投票所へ行くのは少しアナログです。

正直、ネット投票があれば便利だとは思います。

ただ、現時点では使える制度を使うしかありません。

投票日に予定がある場合は、期日前投票を使えます。

期日前投票は、選挙期日前であっても、選挙期日と同じように投票できる制度です。

仕事、旅行、レジャー、冠婚葬祭などで投票日に行けない見込みがある場合に利用できます。

また、住んでいる地域以外に滞在している場合などは、不在者投票という制度もあります。

投票日は1日だけではありません。

面倒くささを減らすなら、投票日当日ではなく、空いていそうな日に期日前投票を済ませるのもありです。

若者が選挙に行かないデメリット

若者が選挙に行かないと、何が起きるのでしょうか。

私は、次の3つが大きいと思っています。

  • 若者向けの政策が後回しにされやすい
  • 政治家に若者が見えていないと思われる
  • 自分の人生に影響することを他人任せにしてしまう

若者向けの政策が後回しにされやすい

政治家は選挙で選ばれます。

つまり、投票してくれる人の存在は大きいです。

若者が選挙に行かなければ、若者向けの政策は後回しにされやすくなります。

これは感情論ではなく、選挙の仕組みを考えれば自然です。

たくさん投票してくれる層に向けた政策を打ち出した方が、政治家にとっては合理的です。

だからこそ、若者が投票へ行くことは大切です。

投票しないまま「若者のことを考えてくれない」と言っても、政治家から見れば優先順位が上がりにくいです。

もちろん、投票したからすぐに理想の政策が実現するわけではありません。

それでも、投票する人が増えれば、無視しにくい存在になります。

政治家に若者が見えていないと思われる

政治家にとって怖いのは、次の選挙で落ちることです。

投票率が高い世代は、政治家にとって無視しにくい存在になります。

逆に、投票率が低い世代は、後回しにされやすいです。

若者が政治に詳しいかどうかよりも、まずは投票へ行くかどうかが大事です。

「若者も選挙に来る」と思わせること自体が、かなり大きな意思表示です。

完璧な政策理解がなくてもいいです。

全候補者を比較し尽くせなくてもいいです。

まずは、投票する側に回る。

それだけでも意味があります。

自分の人生に影響することを他人任せにしてしまう

私が一番言いたいのはここです。

若者が選挙に行かない最大のデメリットは、 自分の人生に影響することを他人任せにしてしまうこと だと思います。

進学、就職、税金、社会保険、投資、子育て、老後。

これらはすべて政治と無関係ではありません。

私は、早く働いて投資資金を作りたいと思っていました。

でも、就職環境が厳しく、思うように働き始めることができませんでした。

その結果、いやいや大学へ進学しました。

そして、大学在学中に株価上昇の波が来て、就職できた頃には個人的に最高の投資タイミングを逃したと感じました。

これはかなり悔しかったです。

もちろん、過去に戻ることはできません。

でも、この経験があるからこそ、私は選挙へ行きます。

政治で人生が変わることがあると知っているからです。

投票先に迷ったときの考え方

選挙に行くとしても、次に困るのが投票先です。

誰に入れればいいのか。

どの政党を選べばいいのか。

正直、難しいです。

ここで大事なのは、完璧を目指しすぎないことだと思います。

投票は試験ではありません。

100点の答えを選ばないといけないわけではありません。

自分なりの判断基準を持って、現時点で一番ましだと思う選択をすればいいと思います。

自分の生活に関係するテーマで選ぶ

まずは、自分の生活に関係するテーマで選ぶのが分かりやすいです。

  • 学費や奨学金
  • 就職活動
  • 給料や税金
  • 社会保険料
  • 投資制度
  • 子育て支援
  • 物価対策
  • 地方の交通や生活環境

すべての政策を理解する必要はありません。

自分の生活に関係するテーマを1つか2つ決めて、そのテーマで候補者や政党を比べれば十分です。

私の場合は、進路、就職、資産形成に関係する政策は気になります。

なぜなら、自分の進路や投資タイミングに影響を感じた経験があるからです。

就職活動や情報格差については、こちらの記事でも詳しく書いています。

就活は情報を早く集めた人が勝つ|オンライン時代に地方大学生が不利を減らす方法
オンライン就活が当たり前になった今、地方大学生が不利を減らす方法を実体験ベースで解説。情報収集、面接準備、研究との両立まで紹介します。

圧勝しそうな候補者に入れないという考え方もある

投票先に迷ったとき、私は「圧勝しそうな候補者にあえて入れない」という考え方もありだと思っています。

これは特定の候補者を落としたいという話ではありません。

政治家には緊張感を持って働いてほしいからです。

圧勝すれば、次も大丈夫だと思いやすいかもしれません。

一方で、接戦なら「次は危ないかもしれない」と思うはずです。

政治家に緊張感を持ってもらうために、2番手になりそうな候補者や政党を検討するのも1つの判断基準です。

もちろん、これは絶対の正解ではありません。

自分の考えに近い候補者がいれば、その人に投票すればいいです。

大事なのは、何となく棄権するのではなく、自分なりの理由を持って投票することです。

若い候補者に注目する

若い候補者に注目するのも、1つの考え方です。

若い人の方が、若い世代の感覚を理解しやすい可能性があります。

もちろん、若ければ必ず良いわけではありません。

年齢だけで判断するのも危険です。

ただ、議会全体の世代バランスを考えるなら、若い候補者が増えることには意味があると思います。

「この人は次の世代の課題を考えてくれそうか」 という視点で見ると、少し選びやすくなります。

次の選挙でも評価できる人を選ぶ

私は、次の選挙でも評価できる人を選ぶという考え方も大事だと思っています。

今回で引退しそうな人や、次の選挙で有権者の評価を受ける可能性が低い人よりも、今後も評価される立場にいる人の方が緊張感を持ちやすいかもしれません。

もちろん、ベテランだからダメという話ではありません。

ただ、投票するときには、 「この人を次の選挙でも評価できるか」 という視点を持つと、少し判断しやすくなります。

投票へ行くハードルを下げる方法

選挙に行くと決めても、当日になると面倒になることがあります。

そのため、投票へ行くハードルはできるだけ下げた方がいいです。

期日前投票を使う

投票日にこだわる必要はありません。

予定があるなら、期日前投票を使えば大丈夫です。

私も、投票日当日に行けるか分からないときは、早めに済ませた方が楽だと思っています。

投票は気合いで行くものではありません。

行ける日に、さっさと済ませる。

このくらいの感覚でいいと思います。

投票先を完璧に調べようとしない

投票先を決めるために、すべての候補者や政策を完璧に調べようとすると疲れます。

そして、疲れると行かなくなります。

それなら、最初から調べる範囲を絞った方がいいです。

  • 自分の生活に関係するテーマを1つ決める
  • 候補者や政党の公式情報を見る
  • 比較サイトは参考程度に使う
  • 最後は自分の判断で決める

このくらいで十分だと思います。

完璧に分からないから投票しないより、不完全でも自分なりに考えて投票する方がいいです。

投票は家族や友人に合わせなくていい

投票先は、自分で決めればいいです。

家族や友人に合わせる必要はありません。

誰に投票したかを言う必要もありません。

もし、しつこく投票先を聞いてくる人がいたら、私はあまり良い距離感ではないと思います。

投票は自分の権利です。

自分の判断で、自分の1票を使えばいいです。

若者は「社会のため」だけに投票しなくていい

選挙の話になると、「社会のために投票しよう」と言われることがあります。

それは間違いではありません。

でも、私はそれだけだと少ししんどいです。

正直に言えば、私は「誰かの役に立つためだけに生きる」という考え方はあまり好きではありません。

もちろん、結果的に誰かの役に立つならうれしいです。

でも、自分の人生も大事です。

選挙も同じです。

社会のためだけではなく、自分のために投票していいと思います。

学費が気になるなら、教育政策を見る。

就職が不安なら、雇用政策を見る。

給料が上がらないなら、賃上げや税金を見る。

投資をしたいなら、資産形成に関係する制度を見る。

子育てを考えているなら、子育て支援を見る。

それでいいと思います。

自分の生活を守るために投票することは、わがままではありません。

むしろ、自分の人生を考えるからこそ、社会の仕組みにも目が向くのだと思います。

私は投資タイミングを逃した。でも人生はやり直せる

私は、早く働いて投資資金を作りたかったです。

でも、当時は働く場所がなく、いやいや大学へ進学しました。

そして大学在学中に株価が上がり、就職できた頃には個人的に最高の投資タイミングを逃したと感じました。

正直、今でも少し悔しいです。

「あのとき早く働けていたら」

「もっと早く投資資金を作れていたら」

そう思うことはあります。

でも、過去は変えられません。

だからこそ、今できることをやるしかありません。

投資も、仕事も、発信も、選挙も同じです。

過去の選択を後悔しても、そこから考え直してやり直すことはできます。

これは、このブログで大事にしている考え方でもあります。

失敗しても、遠回りしても、考え直してやり直せばいい。

選挙も同じです。

今まで投票へ行っていなかったとしても、次の選挙から行けばいいです。

政治に詳しくなかったとしても、今回から少し調べればいいです。

投票しなかった過去を責めるより、次の1票をどう使うかを考えた方が前向きです。

進路選択で悩んでいる人は、こちらの記事も参考になると思います。

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まとめ:若者が選挙に行く意味はある

若者が選挙に行く意味はあります。

ただし、私は「若者の1票で日本が劇的に変わる」とは思っていません。

それでも、意味はあります。

  • 若い世代も投票していると示せる
  • 政治家に若者を無視しにくくさせる
  • 自分の生活に関係する政策へ意思表示できる
  • 自分の人生を他人任せにしない感覚を持てる

私自身、政治や社会情勢によって進路や就職、資産形成のタイミングに影響を受けたと感じています。

だからこそ、私は毎回投票へ行きます。

政治に詳しくなくてもいいです。

完璧な候補者を選べなくてもいいです。

投票先に迷ってもいいです。

それでも、投票へ行く意味はあります。

若者が選挙に行く意味は、「自分の1票で世界を変えること」ではなく、「自分の人生に関係する仕組みを他人任せにしないこと」だと思います。

次の選挙では、ぜひ投票へ行ってみてください。

投票日が難しければ、期日前投票でも大丈夫です。

完璧でなくても、自分なりに考えて1票を使う。

そこから始めればいいと思います。

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