国公立大学前期試験が終わった受験生へ|油断せずにやるべきことと浪人判断

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国公立大学の前期試験を受けた受験生のみなさん、本当にお疲れ様でした。

まずはここまで勉強を続けてきたこと自体がすごいです。共通テストが終わってから、出願校を決めて、二次試験の対策をして、当日まで何とか走り切ったと思います。

ただ、耳が痛い話をします。

前期試験が終わっても、まだ大学受験が完全に終わったとは限りません。

合格発表を見るまでは、合格したわけではありません。後期試験を受ける可能性がある人は、ここで完全に気を抜くのは危険です。

特に国公立大学の後期試験までの期間は長くありません。国立大学の2026年度一般選抜では、前期日程は2月25日から、後期日程は3月12日以降に開始される日程です。

つまり、前期試験が終わってから後期試験までは、気持ちを立て直す時間がほとんどありません。

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後期試験を受ける可能性がある人は勉強を止めない

前期試験が終わった瞬間、解放感でいっぱいになると思います。

「もう参考書を見たくない」 「とりあえず寝たい」 「スマホを見たい」 「友達と遊びたい」

その気持ちはよく分かります。

でも、後期試験を受ける可能性が少しでもあるなら、完全に勉強を止めるのはおすすめしません。

一度エンジンを切ってしまうと、再スタートするのに時間がかかります。共通テスト後から前期試験まではまだ時間がありますが、前期試験後から後期試験までは本当に短いです。

ここで数日だらけると、そのまま後期試験まで戻れない可能性があります。

もちろん、前期試験の翌日に何時間も勉強しろとは言いません。疲れているなら休んでいいです。でも、完全にゼロにしない方がいいです。

英単語を見る。過去問を1問だけ解く。小論文の構成だけ考える。面接があるなら志望理由を声に出す。

それくらいでいいので、勉強との接点を切らないことが大事です。

試験当日の過ごし方については、こちらの記事でも書いています。

試験日当日は普段通りでいい|大学受験で平常心を保つための本音アドバイス
大学受験の試験日当日に大切なのは特別なことをしないこと。朝食、参考書、忘れ物、会場での過ごし方まで本音で解説します。

後期試験は過去問中心でよい

後期試験まで時間がないので、新しい参考書に手を出す必要はありません。

やるべきことは、受験予定校の過去問です。

後期試験は大学・学部によって形式がかなり違います。小論文、面接、総合問題、共通テスト重視など、前期試験と同じ感覚では対策しにくい場合があります。

だからこそ、まず確認すべきなのは募集要項と過去問です。

「何が出るのか」 「どの科目が必要なのか」 「どれくらい記述するのか」 「面接があるのか」

ここを確認しないまま、なんとなく勉強しても効率が悪いです。

後期試験は時間が限られています。きれいな勉強計画を作るより、過去問を見て、出そうな形式に慣れることを優先しましょう。

すでに進学先が決まっている人へ

私立大学や推薦などで、すでに進学する大学が決まっている人もいると思います。

まずは本当にお疲れ様でした。

第1志望に合格した人もいれば、そうではない大学に進学する人もいると思います。

ここで伝えたいのは、大学名だけで人生が決まるわけではないということです。

もちろん、大学のブランド力はあります。在学中や新卒の就職活動では、大学名が有利に働く場面もあると思います。

でも、それだけです。

卒業後に本当に必要になるのは、大学名そのものよりも、大学で何を身につけたかです。

知識、経験、人とのつながり、自分で考える力、そしてお金を稼ぐ能力。

私は、大学入学後に必要なのは「お金を稼ぐ能力」だと思っています。

これは別に、大学生のうちから大金を稼げという意味ではありません。

自分の時間をどう使うか。何に価値があるのか。社会で必要とされる力は何なのか。そういうことを考えながら大学生活を送ることが大事だと思います。

大学に入ることはゴールではありません。むしろ、そこからの時間の使い方の方が大事です。

進学先で迷っている人へ

前期試験の結果次第で、進学する大学を迷う人もいると思います。

「第1志望ではない大学に行くべきか」 「浪人してもう一度挑戦すべきか」 「今の合格校で本当にいいのか」

この悩みはかなり重いです。

私も大学受験に失敗して浪人しました。だからこそ言います。

医療系学部など、資格や進路に直結する事情がある場合を除けば、私は安易な浪人はおすすめしません。

浪人すれば、もう一度挑戦できます。学力が伸びる可能性もあります。第1志望に受かる可能性もゼロではありません。

でも、浪人には大きな代償があります。

一番大きいのは、社会に出るのが1年遅れることです。

1年余分に働けば、その分お金をもらえます。しかも、20代のお金と50代のお金では価値が全然違います。

若いときの1年は、本当に大きいです。

20代で得る経験、20代で稼ぐお金、20代で挑戦できること。これらは後から同じ形では取り返しにくいです。

もちろん、浪人して人生が終わるわけではありません。私も浪人したからこそ考えられたことはあります。

でも、浪人してよかったかと聞かれると、正直いいことはなかったと思っています。

現役で合格した学校があるなら、そこに進学して、大学入学後に巻き返す方が現実的だと思います。

浪人については、こちらの記事でも詳しく書いています。

現役で志望校に落ちたら浪人すべきか?浪人経験者が反対する理由
現役で志望校に落ちたら浪人すべきか。浪人経験者の立場から、浪人をおすすめしない理由、浪人してもよい人、進学後に巻き返す考え方を本音で解説します。

大学名より、入学後に何をするか

受験生のときは、大学名がすべてのように見えます。

偏差値、合格判定、世間の評価、親や先生の反応。

そういうものが気になるのは当然です。

でも、大学に入ってからの時間の方が長いです。

授業をどう受けるか。どんな友人と関わるか。どんなアルバイトをするか。研究室をどう選ぶか。就活にどう向き合うか。お金についてどう考えるか。

大学生活には、受験以上に自分で選ばなければいけない場面がたくさんあります。

だから、仮に第1志望ではない大学に進学することになっても、そこで終わりではありません。

むしろ、そこからどう動くかで差がつきます。

大学名に納得できない気持ちがあるなら、その悔しさを大学生活にぶつければいいと思います。

資格を取る。勉強する。発信する。就活を早めに始める。お金を稼ぐ経験をする。

そういう行動の方が、浪人してもう1年受験勉強をするより価値がある場合は多いと思います。

まとめ:前期試験後こそ行動を止めない

国公立大学前期試験が終わった受験生に伝えたいことは、3つです。

後期試験を受ける可能性があるなら、勉強を完全に止めない。

進学先が決まっているなら、大学入学後に何をするかを考える。

進学先で迷っているなら、安易に浪人を選ばない。

特に浪人については、私はかなり慎重に考えるべきだと思っています。

医療系学部のように、進路と学部が強く結びついている場合は別です。でも、それ以外なら、合格した大学に進学して、そこで努力する選択も十分にありです。

受験が終わった直後は、冷静な判断が難しいです。

悔しさ、不安、疲れ、周りとの比較。いろいろな感情が出てくると思います。

でも、大学受験の結果だけで人生は決まりません。

大事なのは、その後にどう動くかです。

まずは本当にお疲れ様でした。

そして、もう少しだけ気を抜かずに、自分にとって一番よい次の行動を選んでください。

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