あなたはパソコンのストレージ容量不足でストレスを感じることはありませんか?
私のデスクトップパソコンは2017年製なのですが、容量不足でストレスを感じていました。まだアクセススピードが速いSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)が今に比べて高価な時代だったので、容量をケチったのが原因です。(安物買いの銭失いという奴です)
容量不足を解決するためには「動作が遅いパソコンを蘇させる方法【HDDをSSDに換装】」と同じ方法で小容量のSSDから大容量のSDDに換装してもよいのです。
しかし、換装では現在使用している小容量SSDが無駄になってしまいます。
そこで今回はデータ保存用のストレージとして大容量のHDDを増設することにしました。
この記事では、HDDのメリットと増設方法を紹介します!!
低価格・大容量が取り柄のHDD
HDDは価格が安いという面でSSDを圧倒しています。10年前のSSDは高価すぎて、一般庶民には手に入れらることが困難な代物でした。
しかし、近年はSSDの価格はかなり下がり、データ用のストレージとしても導入できる価格帯まで下がってきました。
今後、何回か再利用することを考えるとSSDの方がコストパフォーマンスが良いかも知れません。(HDDは5年くらいしか持ちませんが、SSDは10年以上持ちます!!)
とはいえ、まだ単位容量あたりの価格はHDDの方が圧倒的に安いので、お金のない私は大容量のHDDを増設することにしました。(また、安物買いの銭失いになるかもしれません…)
HDDの増設に必要なもの
パソコンにHDDを増設するのに、必要なものを紹介します!!
ハードディスクドライブ(HDD)
HDDを追加するので、もちろんHDDは必要になります。私は容量増設が一番の目的なので、単位容量あたりの価格が一番安い4TB(約7000円でした)を選択しました。
お金に余裕のある方はSSDを選択することをオススメします。なお、増設作業はHDDもSSDも全く一緒です。
SATA(シリアル ATA)ケーブル
パソコンのマザーボードとHDDをつなぐケーブルが必要になります。大抵PCケースを買ったときに、同封されているので追加で買う必要はありません。
しかし、BTOパソコンやPCケースを買ったときに同封されていないパターンもあるので、SATAケーブルがあるか確認しておく必要があります。
シリアルATA電源ケーブル
いうまでもありませんが、HDDを駆動させるためには電源が必要になります。
そのため、パソコンの電源とHDDをつなぐ電源ケーブルが必要になります。
電源ケーブルも大抵余っている端子がある場合がほとんどです。そのため、余っている電源ケーブルをHDDと接続すればいいので、特別用意する必要はありません。
しかし、安い電源を買った場合や大手メーカーの既製品の場合は、端子が足りない可能性があるります。その場合は端子を増やすための分岐ケーブルが必要になります。
HDDの増設作業
必要なものが準備できたので、実際にHDDを増設しましょう!!
HDDはパソコンに接続する
HDDを増設するだけなので、HDDをパソコンに接続する前にしなければならないことはありません。(念のためにバックアップをとることは推奨します!!)
パソコンをシャットダウンした後、パソコンの電源ケーブルを取り外します。その後、電源ボタンを数回押すと、蓄積されていた電気が放電されるのでより安全に作業することができます。
PCケースのカバーを開けて、HDDとマザーボードをSATAケーブルでつないで、HDDと電源を電源ケーブルでつなぎます。
そして、PCケースのカバーを閉じるだけで終了です。
詳しくは取扱説明書を読んでやっていただきたいです。
しかし、刺さるところしか刺さらないので、力尽くで無理矢理つなごうとしなければ壊れることはないと思います。
HDDを有効化する
パソコンをつないだだけではパソコンが新しいHDDを認識しないので、初期設定する必要があります。とはいっても、特に難しいことはありません。
画面左下(設定を変えていなければ)のWindowsのマーク上を右クリックして、「ディスクの管理」をクリックします。
取り付けたばかりのHDDは「見割り当て」となっていますが、その場所を右クリックした「新しいシンプルボリューム」をクリックします。後は、出てくる画面の指示通りにクリックするだけです。
設定が終われば、「エクスプローラー」に表示されるので、普段通り使うことができます。
容量不足から解放されてストレスがなくなった
大容量HDDを増設することにより、作業するたびに「容量が不足しています」という表示がなくなりました。そのため、ストレスを感じることが少なくなりました。
いつもポンポンうるさいですからね…しかも作業が終わって保存するときに出てくるからストレスが半端ないです。これがなくなっただけで、HDDを増設した価値があります。
まとめ
今回はデスクトップパソコンの利点を活かして、ストレージの増設を行いました。
ストレージの増設はパソコンのシステムの複製などを行わなくて済むので、トラブルが生じにくいです。
さらに、交換前のストレージも使用することができるので、無駄になりません。
デスクトップパソコンを使っていて、容量不足に悩まされている方はHDD(SSD)の増設をおすすします。
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