大学進学をきっかけに、下宿や一人暮らしを始める方は多いと思います。
初めての一人暮らしとなると、
「テレビは必要なのか」
「掃除機は買うべきなのか」
「自炊するなら食器やキッチン用品は全部そろえるべきなのか」
と、分からないことだらけですよね。
しかも、親や家電量販店の店員さんからは「あれも必要」「これも買っておいた方がいい」と言われることが多いです。
もちろん、悪気があるわけではありません。親は心配してくれていますし、店員さんも一般的な一人暮らしを想定して案内してくれます。
ただ、ここで一つ考えてほしいことがあります。
大学生の一人暮らしに必要なものは、大学生本人の生活スタイルによってかなり変わります。
親世代の一人暮らしで必要だったものが、今の大学生にも必要とは限りません。一般的な社会人の一人暮らしで便利なものが、ワンルームで暮らす大学生にも便利とは限りません。
この記事では、私自身の下宿経験をもとに、大学生の一人暮らしで「強くすすめられがちだけど、実際にはいらないと思うもの」を紹介します。
結論から言うと、以下の6つです。
- テレビ
- 新聞の定期購読
- 固定電話
- 大量のキッチン用品・食器
- こたつ
- 掃除機
もちろん、人によって必要なものもあります。大事なのは「みんなが買っているから買う」ではなく、自分の大学生活に本当に合っているかを考えることです。
大学生の一人暮らしでは「最初から全部そろえない」方がいい
一人暮らしの準備をしていると、最初から完璧な部屋を作りたくなります。
家電、家具、キッチン用品、掃除用品、収納用品。入学前は財布のひもも緩みがちなので、「どうせ必要になるなら今買っておこう」と考えてしまいます。
しかし、実際に下宿してみると分かりますが、生活が始まってからでないと必要かどうか分からないものは多いです。
特に大学生の場合、
- 授業時間
- サークル
- バイト
- 食堂の利用頻度
- 自炊するかどうか
- 友達の家に行く頻度
- 部屋の広さ
によって必要なものが変わります。
足りないものがあれば、後から買えばいいです。今はネット通販もありますし、大学近くにスーパーや家電量販店があることも多いです。
最初から完璧にそろえようとするより、まずは最低限で生活を始めて、必要になったら買い足す方が失敗しにくいと思います。
1. テレビはいらない
大学生の一人暮らしで、まず不要だと思うのがテレビです。
親世代からすると、テレビは生活必需品に近い存在かもしれません。ニュースを見る、天気予報を見る、社会情勢を知る。そういう意味で「テレビはあった方がいい」とすすめられることがあります。
しかし、今の大学生はテレビから情報を集めることがかなり少ないと思います。
私自身も、現在はパソコンとスマホしか使っていません。ニュースも調べ物も動画も、基本的にはスマホやパソコンで十分です。
実際、私は入学時にテレビを買ってもらいました。しかし、ワンルームではスペースを取りますし、ほとんど使いませんでした。結局、邪魔になって実家に返しました。
さらに、テレビを置く場合はNHK受信料の問題もあります。NHK公式では、地上契約の12か月前払額が12,276円、衛星契約が21,765円と案内されています。
もちろん、テレビ番組が好きな人やスポーツ中継を大画面で見たい人には必要かもしれません。
ただ、スマホやパソコン中心で生活しているなら、テレビは最初から買わなくてもいいと思います。
大学生活でパソコンをどう選ぶかについては、こちらの記事も参考になります。

2. 新聞の定期購読はいらない
新聞の定期購読も、大学生の一人暮らしでは基本的に不要だと思います。
昔は、社会人になるなら新聞を読め、就活するなら新聞を読め、と言われることが多かったです。今でもそう考える人はいると思います。
ただ、私は新聞を定期購読しなくても、就活や大学生活で大きく困ることはありませんでした。
今はニュースサイト、新聞社の電子版、ニュースアプリ、企業の公式サイトなど、情報源はいくらでもあります。むしろ、必要な情報を自分で取りに行く力の方が大切です。
紙の新聞は毎日届きます。読まなければ、ポストや部屋の片隅にたまっていきます。ワンルームの貴重なスペースを圧迫するだけになる可能性も高いです。
どうしても新聞を読みたいなら、電子版で十分だと思います。スマホで読めますし、紙のように場所も取りません。
就活や情報収集については、こちらの記事とも相性が良いです。

3. 固定電話はいらない
固定電話は、大学生の一人暮らしではほぼ不要です。
私の両親でも固定電話はすすめませんでしたが、環境によっては今でも「固定電話はあった方が安心」と言われるかもしれません。
しかし、大学生の連絡手段は基本的にスマホです。
大学からの連絡、友達との連絡、バイト先との連絡、就活の連絡。ほとんどスマホで完結します。
固定電話を置いても、使う場面はかなり少ないでしょう。むしろ、契約や設置の手間、基本料金の方がもったいないと思います。
スマホを持っていないなら、固定電話を検討する前にスマホの回線を整えた方がいいです。
4. 大量のキッチン用品・食器はいらない
一人暮らしといえば自炊、というイメージがあります。
確かに、自炊するならキッチン用品は必要です。私も下宿中に自炊はしていました。
ただ、実際に生活してみて思ったのは、自炊していても食器は意外と使わないということです。
ワンルームのキッチンは狭いです。調理スペースも洗い場も限られています。食器をたくさん持っていると、それだけで場所を取りますし、洗い物も増えます。
私の場合、自炊はしていましたが、食器はあまり使いませんでした。必要最低限で十分でした。
最初から、
- 大皿
- 小皿
- お椀
- コップ
- 来客用の食器
- 調理器具一式
を全部そろえる必要はありません。
大学には食堂がありますし、大学周辺にはスーパー、弁当屋、定食屋があることも多いです。自炊だけにこだわらなくても生活はできます。
自炊する人でも、まずは最低限で始めてください。足りなければ買い足せばいいです。
5. こたつはいらない
実家でこたつに入ってのんびりしていた人は、一人暮らしでもこたつが欲しくなるかもしれません。
ただ、ワンルームの部屋にこたつを置くと、かなり場所を取ります。
大学生の部屋は、基本的に広くありません。ベッド、机、本棚、収納だけでもかなりスペースを使います。そこにこたつを置くと、部屋の自由度が一気に下がります。
こたつを作業机として使うなら選択肢に入りますが、別に勉強机や作業机があるなら、わざわざ置かなくてもいいと思います。
食事は机でできますし、のんびりしたいならベッドで十分です。
こたつは快適ですが、快適すぎて動けなくなるという問題もあります。大学生の部屋では、くつろぎすぎる家具より、生活しやすい空間を優先した方がいいと思います。
6. 掃除機はいらない
一人暮らしを始めるとき、掃除機も必要だと思われがちです。
しかし、ワンルーム程度の広さなら、掃除機はなくても大丈夫です。
私の考えでは、クイックルワイパー等のフロアワイパーで十分です。部屋が狭いので、掃除機を出して、コードを伸ばして、片付ける方が面倒になることもあります。
掃除で大事なのは、高性能な掃除機を買うことではなく、こまめに掃除することです。
ワンルームなら、気になったときにサッと床を拭ける方が便利です。掃除機本体の置き場所にも困りません。
もちろん、カーペットを敷く人や、髪の毛・ホコリが気になる人は小型の掃除機があってもいいです。
ただ、最初から大きな掃除機を買う必要はありません。まずはフロアワイパーで生活してみて、不便なら買えばいいと思います。
ドライヤーは人による
元記事ではドライヤーも不要なものとして紹介していました。
これはかなり人によると思います。
普段からドライヤーで髪を乾かしている人には必要です。髪が長い人や、寝ぐせ・頭皮環境が気になる人も必要でしょう。
一方で、私はドライヤーで髪を乾かす習慣がありませんでした。買ったものの、6年間段ボールに入ったまま放置していました。
ここで伝えたいのは、「ドライヤーはいらない」と言い切りたいわけではありません。
自分が実家で使っていなかったものは、一人暮らしでも使わない可能性が高いということです。
一人暮らし用に新しく買う前に、実家での自分の生活を思い出してみてください。
大学生の一人暮らしは、生活に合わせて選べばいい
大学生の一人暮らしで大切なのは、物をたくさんそろえることではありません。
大事なのは、自分の大学生活に合った環境を作ることです。
親のアドバイスはありがたいです。店員さんの説明も参考になります。
しかし、実際にその部屋で暮らすのは自分です。
テレビを見る習慣がないなら、テレビはいりません。
紙の新聞を読まないなら、定期購読はいりません。
自炊する人でも、食器を大量にそろえる必要はありません。
ワンルームなら、掃除機よりフロアワイパーで十分なこともあります。
一人暮らしの準備では、「買わない勇気」も大切です。
足りなければ、後から買えばいいです。その方が、自分の生活に合ったものを選べます。
大学生活は、ただ部屋を整えるための時間ではありません。
授業、友達、サークル、バイト、研究、就活、自分の好きなこと。大学生には、もっと時間を使うべきことがたくさんあります。
だからこそ、最初から物を増やしすぎず、自分の生活に合わせて必要なものを選んでいきましょう。



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