数学が得意な受験生ほど注意!共通テスト数学で失敗しないための対策と本音

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数学が得意な受験生でも、共通テスト数学で思ったように点数が取れないことがあります。

私自身、記述式の数学ならまだ戦える感覚がありました。ところが、センター試験や共通テストのようなマーク式になると、逆にやりにくさを感じていました。

結論から言うと、共通テスト数学は二次試験の数学とは別物です。

数学の知識があるかどうかだけではなく、問題文の誘導に乗る力、限られた時間で処理する力、そしてマーク式特有の形式に慣れているかどうかが大きく影響します。

この記事では、浪人経験者の立場から、共通テスト数学で失敗しないために必要な考え方と対策を本音で書いていきます。

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共通テスト数学で失敗した私の本音

私は現役時代、受験した大学にすべて落ちました。その後、1年浪人して地方の国立大学に合格しました。

結果だけ見れば、浪人して国立大学に合格できたので、失敗だけで終わったわけではありません。

ただし、センター試験の点数は良くありませんでした。浪人して1年多く勉強したにもかかわらず、センター試験では十分な点数を取れませんでした。

私の失敗は、数学力そのものだけではなく、マーク式の誘導にうまく乗れなかったことです。

記述式なら、自分で方針を立てて、途中式を書きながら進められます。多少遠回りしても、自分の考えた道筋で答えに近づけます。

しかし、共通テスト数学は違います。問題文の中に誘導があり、空欄があり、その流れに沿って答えを埋めていく必要があります。

この形式が、私には逆にやりにくかったです。

「記述式なら解けるのに、穴埋め形式だと逆にやりにくい」

これが、当時の私が感じていた共通テスト数学への違和感でした。

浪人するかどうかの判断については、別記事の大学受験の参考書は十分|買いすぎる前に考えてほしいことでも詳しく書いています。共通テスト対策でも、むやみに教材を増やすより、形式に慣れるための演習を早めに始めることが大事です。

必要な人だけでいいですが、特定の大学に思い入れがあるなら、その大学の赤本を1年分だけ解いてみるのも面白いです。

ただし、赤本は買って満足するものではありません。自分がどこで止まるのかを確認する道具として使うべきです。

時間内に解き切るには速読力と計算力が必要

共通テスト数学で高得点を取るには、時間内に解き切る力が必要です。

数学の問題なのに、問題文を読む時間で苦しくなることがあります。

特に共通テストでは、問題文を読み、条件を整理し、誘導の意味を理解する必要があります。

そのため、単純な数学力だけでなく、速読力も重要です。

また、計算力も欠かせません。

難しい計算というより、基本的な計算を速く正確にできるかどうかが大事です。

足し算、引き算、かけ算、割り算、分数計算、平方根、三角比、因数分解。

こうした基本計算のスピードが遅いと、最後までたどり着けません。

共通テスト数学で必要なのは、難しい問題を一発で解く才能ではなく、基本処理を積み重ねる力です。

小学生の計算ドリルまで戻る必要がある人もいると思います。

大学受験で小学生の計算と思うかもしれません。

でも、計算の土台は四則演算です。

基本計算が遅いまま、共通テスト数学だけ速く解こうとしても無理があります。

マーク式だからこそ使えるテクニックもある

共通テスト数学はマーク式です。

そのため、記述式とは違うテクニックが使えます。

テクニックと聞くと、嫌な印象を持つ人もいるかもしれません。

でも、私は共通テストでは使えるものは使えばいいと思っています。

本番で1点でも多く取れる可能性があるなら、きれいごとより現実を優先していいです。

ルートの中に入りにくい数字を知っておく

平方根の中に数字を入れる問題では、0、1、4、9などは入りにくいです。

理由は単純で、√0、√1、√4、√9は整数になるからです。

また、√8のように簡単に変形できる数字も、そのまま答えになる可能性は低いです。

もちろん、これだけで正解できるわけではありません。

ただし、どうしても分からないときに選択肢を絞る材料にはなります。

約分できる分数は疑う

共通テスト数学では、分数の答えは基本的に約分された形になります。

計算結果が枠に合わないからといって、分子と分母を無理に2倍するような考え方は危険です。

約分できる形が出てきたら、まず計算ミスを疑うべきです。

係数の0や1は入りにくい

文字式の係数として、0や1がわざわざ空欄に入る可能性は高くありません。

もちろん例外はあります。

しかし、共通テストでは空欄にする意味がある場所に問題が作られています。

そのため、係数の候補として0や1を入れるときは、慎重に見直した方がいいです。

角度は有名角を疑う

三角比の問題では、30度、45度、60度、90度、120度、135度、150度、180度などの有名角が出やすいです。

見たことのない角度が出てきた場合は、問題文の条件や誘導をもう一度確認してください。

ただし、テクニックはあくまで最後の保険です。最初から勘で解くためのものではありません。

本番で使うテクニックは練習段階から慣れておく

マーク式のテクニックは、本番で急に使おうとしても難しいです。

試験本番は緊張します。

時間もありません。

その状態で、普段やっていない判断を急に使おうとすると、逆に混乱します。

本番で使いたい考え方は、普段の過去問演習から習慣にしておくべきです。

たとえば、過去問を解いたあとに、次のように振り返るとよいと思います。

  • 問題文の誘導に乗れたか
  • 自分の解き方にこだわりすぎなかったか
  • 計算ミスはどこで起きたか
  • 時間を使いすぎた大問はどこか
  • マーク式ならではの消去法を使えたか

試験当日の過ごし方については、試い|大学受験で平常心を保つための本音アドバイスでも書いています。本番で特別なことをしようとするより、普段からやっていることを出せる状態にしておく方が大事です。

試験日当日は普段通りでいい|大学受験で平常心を保つための本音アドバイス
大学受験の試験日当日に大切なのは特別なことをしないこと。朝食、参考書、忘れ物、会場での過ごし方まで本音で解説します。

今ならAIで「誘導に乗れなかった理由」を分析する

私が今、共通テスト数学をやり直すなら、AIも使います。

ただし、AIに答えを出してもらうためではありません。

AIは、自分がどこで誘導に乗れなかったのかを分析するために使います。

たとえば、間違えた問題について、次のように整理できます。

  • 問題文の条件を読み落としたのか
  • 空欄の意図が分からなかったのか
  • 自分の解き方にこだわりすぎたのか
  • 計算力不足で時間を失ったのか
  • そもそも公式や典型解法が不足していたのか

昔の私は、苦手科目を大ざっぱに捉えすぎていました。

数学が苦手。

英語が苦手。

国語が苦手。

そうやって大きくまとめてしまうと、具体的な対策ができません。

本当は、「数学が苦手」ではなく、「共通テスト数学の誘導に乗る練習が足りない」だったのかもしれません。

苦手科目ではなく、苦手分野、さらに苦手な形式まで分解することが大事です。

AIを使えば、紙に正の字を書いて細かく統計を取らなくても、間違い方の傾向を整理しやすくなります。

もちろん、AIの言うことを全部信じる必要はありません。

最後に考えるのは自分です。

でも、自分では気づけなかった失敗のパターンを見つけるきっかけにはなります。

共通テスト数学をおすすめしたい勉強法

共通テスト数学で点数を取りたいなら、次の順番で対策するのが現実的だと思います。

  1. 教科書レベルの公式と基本問題を固める
  2. 基本計算を速く正確にできるようにする
  3. 共通テスト型の問題を早めに解く
  4. 時間を測って解く
  5. 間違えた問題を分野ではなく原因で分類する
  6. 誘導に乗れなかった問題を重点的に復習する
  7. 最後にマーク式のテクニックを使えるようにする

大事なのは、共通テスト対策を最後に回しすぎないことです。

二次試験対策が大事なのは分かります。

しかし、共通テスト数学には共通テスト数学の慣れが必要です。

記述式の数学ができるからといって、共通テスト数学を甘く見ない方がいいです。

おすすめしない勉強法

逆に、次のような勉強法はおすすめしません。

  • 記述式の問題だけ解いて共通テスト対策を後回しにする
  • 問題文の誘導を無視して自分の解き方にこだわる
  • 計算ミスを「たまたま」で済ませる
  • 時間を測らずに過去問を解く
  • テクニックだけで点数を取ろうとする
  • AIに答えだけ聞いて満足する

特に危険なのは、「数学は得意だから共通テストも大丈夫」と思い込むことです。

数学が得意な人ほど、自分の解き方にこだわってしまうことがあります。

しかし、共通テスト数学では、問題文の誘導に乗ることも大切です。

自分の解き方で解けるとしても、それが時間内に終わらないなら本番では不利になります。

最新の共通テスト情報は公式サイトで確認する

共通テストは、科目名や出題形式が変わることがあります。

そのため、この記事で紹介した考え方は参考にしつつ、最新の試験情報は必ず大学入試センターの公式サイトで確認してください。

古い情報や昔の経験だけで判断せず、最新の試験形式に合わせて対策することが大切です。

特に数学は、問題文の量や設問形式によって体感難易度が大きく変わります。

過去問を使う場合も、ただ点数を見るだけではなく、どの形式で時間を失ったのか、どの誘導に乗れなかったのかを確認してください。

まとめ:共通テスト数学は専用の準備が必要

共通テスト数学は、二次試験の数学とは別物です。

もちろん、数学の基礎力は必要です。

しかし、それだけでは足りません。

問題文を読む力。

誘導に乗る力。

基本計算を速く正確に処理する力。

マーク式の形式に慣れる力。

これらがそろって、ようやく共通テスト数学で戦えるようになります。

私の本音としては、共通テスト数学の対策はもっと早く始めるべきでした。

記述式なら解けるのに、穴埋め形式だとやりにくい。

この感覚がある人は、数学ができないのではなく、共通テスト型の演習が足りていない可能性があります。

だからこそ、早めに過去問や共通テスト型の問題に触れてください。

そして、間違えた問題は「分からなかった」で終わらせず、なぜ誘導に乗れなかったのかまで振り返ってください。

国公立大学の前期試験まで見据えるなら、共通テスト後の動きも大切です。前期試験後の判断については、国公立大学前期試験が終わった受験生へ|油断せずにやるべきことと浪人判断でも書いています。

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共通テスト数学で失敗しても、それで終わりではありません。失敗した理由を見つければ、次の勉強に活かせます。

受験は、失敗したら終わりではありません。

ただし、失敗した理由を見ないまま進むと、同じ失敗を繰り返します。

共通テスト数学で大事なのは、数学力だけではありません。

形式に慣れること。

誘導に乗ること。

時間内に処理すること。

そして、自分の失敗を分析することです。

遠回りしても、失敗しても、やり直すことはできます。

そのためにも、共通テスト数学は「数学が得意だから大丈夫」と油断せず、専用の対策をしておきましょう。

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