2021年11月、15年ぶりに京都の金閣寺を訪れました。
せっかく金閣寺まで行くなら、近くにある龍安寺と仁和寺も一緒に巡りたい。そう考えて、公共交通と徒歩で三つの世界文化遺産を回りました。
結論からいうと、金閣寺・龍安寺・仁和寺は同じ日に巡れます。ただし、寺院間を歩くなら、歩きやすい靴と時間の余裕は必要です。
金閣寺から龍安寺までは、私の足で約30分。龍安寺から仁和寺までは約10分でした。バスを使えば楽ですが、待ち時間によっては歩いた方が早いこともあります。
この記事では、2021年11月に実際に一人で巡った体験をもとに、三つの寺院の現在の基本情報、移動方法、紅葉、混雑、写真撮影で失敗したことまで正直にまとめます。
金閣寺・龍安寺・仁和寺を巡ったルート
| 区間 | 私が利用した方法 | 実際にかかった時間 |
|---|---|---|
| 京都駅から金閣寺 | 市バス | 約45分 |
| 金閣寺から龍安寺 | 徒歩 | 約30分 |
| 龍安寺から仁和寺 | 徒歩 | 約10分 |
2021年11月当時は、京都駅に朝8時頃到着し、「地下鉄・バス1日券」を購入して観光を始めました。
最初に金閣寺へ向かい、その後は龍安寺、仁和寺の順に移動しています。
三つの寺院を効率だけで巡るならバスが便利ですが、私は歩ける距離なら歩いてみたいタイプです。移動中も旅の一部だと思っていますし、バスを待つより自分のペースで進める方が気楽だからです。
ただし、金閣寺から龍安寺までの道は、ずっと観光地らしい景色が続くわけではありません。途中にはコンビニがある程度で、普通の街中を歩く時間も長めでした。
金閣寺は朝一番でも修学旅行生で賑わっていた

金閣寺の拝観時間と料金
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 鹿苑寺 |
| 参拝時間 | 9:00~17:00 |
| 参拝料金 | 高校生以上500円、小・中学生300円 |
| 最寄りバス停 | 金閣寺道 |
| 住所 | 京都府京都市北区金閣寺町1 |
参拝時間や料金は変更される可能性があります。訪問前には金閣寺の公式サイトをご確認ください。

京都駅から金閣寺へのアクセス
私は京都駅前から市バスに乗り、「金閣寺道」で下車しました。2021年11月に利用したときは、京都駅から約45分かかりました。
京都駅から乗り換えなしで向かえるのは便利ですが、京都市内の道路状況によって時間が変わります。予定を詰め込みすぎず、余裕を持った方が安心です。
名古屋から京都までの移動については、実際に新幹線自由席で向かったときの混雑や、自由席を選んだ理由も別の記事にまとめています。

15年ぶりに見る金閣寺は、以前より近く感じた
金閣寺を訪れたのは、小学生の頃以来でした。
到着した直後は静かで、金閣寺を見る前から周囲の紅葉に見とれていました。しかし、しばらくすると修学旅行生が大勢やってきて、一気に賑やかになりました。
ただ、私には不愉快な騒がしさには感じられませんでした。
マナーが悪いわけではなく、若さがみなぎっているような賑やかさでした。「コロナの影響で先輩が来られなかったから、先輩の分も楽しむ」というような会話も聞こえてきて、少しほっこりしました。
混雑しているから悪いと決めつけるのではなく、その場にいる人たちが何を楽しみに来ているのかを見ると、印象が変わることもあります。
拝観料を払い、門をくぐると、金閣寺が目の前に現れました。
名前に負けないほど金色に輝いていて、思っていた以上に近くで見られたことにも驚きました。
小学生の頃は、もっと遠くから見ていた記憶があります。実際の距離が変わったわけではなく、当時の自分が小さかったから遠く感じたのかもしれません。
15年ぶりに同じ場所へ行くと、景色だけでなく、自分が変わったことまで感じられました。
朝の金閣寺は逆光で写真撮影に苦戦した

金閣寺はきれいでしたが、写真は思うように撮れませんでした。
朝方は光の向きが難しく、私が撮影した写真は逆光気味になっています。
当時は「光が悪かった」と言い訳したくなりましたが、今振り返れば、単純に私がカメラド素人だった部分も大きいです。
裏側から見た金閣寺も記憶に残っていませんでした。正面の有名な景色だけで満足せず、順路を歩きながら角度の違いを楽しめたのは、15年ぶりに訪れたからこその発見でした。
写真がうまく撮れなくても、旅そのものが失敗になるわけではありません。ブログ用の写真としては悔しさが残りますが、現地で見た金色の強さは今も覚えています。
金閣寺の御朱印

私が訪れた2021年11月には、「金閣寺」と「石不動尊」の御朱印がありました。
当時は金閣寺の御朱印を御朱印帳へ直接書いていただき、石不動尊は書き置きでいただきました。
御朱印の種類、授与方法、受付時間、料金は変更されることがあります。現在の対応は現地で確認してください。
御朱印集めを始めた理由や、趣味として続けて感じたことは「御朱印集めは楽しい?趣味として始めた本音」にまとめています。

金閣寺から龍安寺までは徒歩でも移動できる
徒歩移動にかかった時間は約30分
金閣寺を出た後は、龍安寺へ向かいました。
私が訪れた2021年11月は、当時の運行状況の影響もあり、金閣寺から龍安寺まで歩くことにしました。
距離は2km弱で、私の足では約30分かかりました。歩くのが速い人なら、もう少し短い時間で着けると思います。
歩道はありますが、途中にはアップダウンもあります。
距離だけを見れば十分歩けますが、寺院内でも歩くため、体力に自信がない人はバスを使った方が無理をせずに済みます。
私は歩くこと自体が苦にならず、バスの時間に合わせるより自分のペースで進みたかったので徒歩を選びました。
一方で、道中は京都らしい寺社や紅葉がずっと続くわけではありません。途中にコンビニがある程度で、観光している感覚は少し薄れます。
景色を楽しむ遊歩道というより、次の目的地まで自分の足で移動する区間だと考えた方がよいです。
龍安寺は石庭の縁側で何もしない時間がよかった
龍安寺の拝観時間と料金
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 拝観時間 | 3月~11月は8:00~17:00、12月~2月は8:30~16:30 |
| 拝観料金 | 大人600円、高校生500円、小・中学生300円 |
| 住所 | 京都市右京区龍安寺御陵下町13 |
| 最寄りバス停 | 龍安寺前 |
最新の拝観情報は龍安寺の公式サイトをご確認ください。
知識が少なくても、石庭の前で過ごす時間は楽しめた

龍安寺については、「石庭で有名なお寺」という浅い知識しかありませんでした。
詳しい歴史や庭の構成を理解してから訪れたわけではありません。それでも、一度は自分の目で見てみたかった場所です。
石庭へ向かう順路にも紅葉が広がっていて、歩いているだけでも秋を感じられました。
そして、有名な石庭に到着しました。
石の配置を細かく分析するより先に感じたのは、「この縁側で昼寝してみたい」ということでした。
もちろん本当に昼寝する場所ではありません。しかし、縁側に座って庭を眺めていると、次の観光地へ急ぐ気持ちが少し薄れます。
観光地では「何を見たか」「何枚撮ったか」を気にしがちですが、龍安寺では何もしない時間そのものに価値を感じました。
今なら、三つの寺院を一日に詰め込むとしても、龍安寺では少し長めに座る時間を確保します。
龍安寺の御朱印

私が訪れた際は、「石庭」の御朱印を書き置きでいただきました。
現在の公式案内では、御朱印受付は原則9時から16時で、受付時間外は書き置きになると案内されています。
御朱印だけを目的に急ぐより、石庭を見た後に受付時間を確認する方がよいと思います。
龍安寺から仁和寺までは歩いて約10分だった
龍安寺の次は仁和寺へ向かいました。
龍安寺から仁和寺までは約1kmです。私が歩いたときは、約10分で仁和寺に到着しました。
大通り沿いを進むため、道順は比較的分かりやすかったです。ただし、歩道が少し細い場所もあるので、周囲に注意して歩く必要があります。
この区間は、バスを待つ時間によっては徒歩の方が早いと感じました。
ただし、すでに京都駅から金閣寺へ移動し、金閣寺から龍安寺まで歩いています。疲れている場合は、無理に徒歩へこだわる必要はありません。
仁和寺は紅葉がきれいだったが、写真はまた失敗した

仁和寺の拝観時間と料金
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 御所庭園拝観料 | 大人800円、高校生以下無料 |
| 住所 | 京都府京都市右京区御室大内33 |
| 最寄り駅 | 嵐電 御室仁和寺駅 |
特別拝観や霊宝館などは別料金になる場合があります。最新情報は仁和寺の公式サイトをご確認ください。
紅葉と庭園を自分のペースで歩く

仁和寺へ到着すると、境内では紅葉が始まっていました。
庭園を歩きながら感じたのは、ここでも縁側に座ってゆっくり過ごしたいということでした。
私は観光地を次々に制覇するよりも、一人で座って景色を眺める時間の方が合っています。
赤く色づいた紅葉はとてもきれいでした。
一方で、撮った写真は中心に柱が入ってしまい、自分でも「センスがなさすぎる」と感じる出来でした。
金閣寺では逆光、仁和寺では構図に失敗。ブログにきれいな写真を載せたい気持ちはありましたが、当時は今ほど写真の使い道まで考えて撮っていませんでした。
今なら、同じ場所を縦、横、寄り、引きで何枚か残します。ただし、写真ばかり気にして現地の景色を見なくなるのも違うと思っています。
仁和寺の御朱印

私が訪れた2021年11月には、複数の御朱印が用意されていました。
御殿受付と金堂前納経所があり、金堂前が混雑していたため、私は御殿受付でお願いしてから御殿を回りました。
御朱印の種類、受付場所、料金は変更される可能性があります。当日の案内を優先してください。
金閣寺・龍安寺・仁和寺は徒歩とバスのどちらがよいか
| 移動方法 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| バス中心 | 体力を温存したい人、寺院内をゆっくり見たい人 | 道路混雑や待ち時間の影響を受ける |
| 徒歩中心 | 自分のペースで進みたい人、歩くことも旅として楽しめる人 | アップダウンがあり、観光地らしくない区間もある |
| 徒歩とバスの併用 | 時間と体力を見ながら判断したい人 | 当日の運行情報を確認する必要がある |
私の場合、金閣寺から龍安寺、龍安寺から仁和寺は徒歩で移動しました。
ただし、誰にでも徒歩をすすめるつもりはありません。
歩くこと自体を楽しめるなら徒歩、寺院で過ごす体力を残したいならバスが向いています。
時間だけでなく、自分が旅のどこを楽しみたいかで選ぶのがよいと思います。
三つの世界遺産を巡って感じたこと
金閣寺は、15年前の自分との違いを感じた場所でした。
龍安寺は、何もしないで座っていたくなる場所でした。
仁和寺は、紅葉を楽しみながら、自分の写真の下手さを再確認した場所でした。
どれも有名な世界文化遺産ですが、実際に印象に残ったことは、ガイドブックに載っている見どころだけではありません。
修学旅行生の会話、寺院間の普通の道、縁側で休みたいという気持ち、逆光や構図で失敗した写真。そうした細かい記憶も含めて、自分の京都旅行になっています。
金閣寺だけで帰るより、龍安寺と仁和寺まで足を延ばしたことで、同じ京都の寺院でも過ごし方が違うことに気づけました。
三つを一日で巡ることは可能です。ただし、全部を駆け足で見るより、どこか一つでも座ってゆっくりする時間を残した方が、私には合っていました。
交通費を抑えることを重視する場合は、現在の名古屋・京都間の移動方法を比較し直した記事も参考になります。

仁和寺を出た後は嵐山へ向かった
仁和寺を出た後は、嵐山方面へ移動しました。
この後に訪れた嵐山・天龍寺での紅葉と食べ歩きについては、別の記事に記録しています。

金閣寺・龍安寺・仁和寺を巡るルートは、公共交通と徒歩を組み合わせたい一人旅にも向いていました。
歩くのが苦手なら無理をする必要はありません。反対に、移動時間も旅として楽しみたい人なら、金閣寺から仁和寺まで少しずつ景色を変えながら歩くのも面白いと思います。
やはり、庭園はすばらしいですね。休日は縁側に座って、ゆっくり過ごすことが夢です。
赤くなった紅葉が最高に美しかったです。
この紅葉きれいだったけど、美しく撮れなかったです。中心に柱とかセンスなさ過ぎ…


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