大学受験の参考書は学校の問題集と過去問で十分|買いすぎる前に考えてほしいこと

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大学受験の参考書は学校の問題集と過去問で十分だと思う

大学受験の勉強をしていると、参考書や問題集をどれにするかで悩むと思います。

本屋に行けば、英単語帳、英文法、数学の問題集、物理、化学、共通テスト対策、難関大対策など、たくさんの参考書が並んでいます。

ネットで調べても「おすすめ参考書」「参考書ルート」「これをやれば合格」みたいな情報が出てきます。

気持ちはすごくわかります。

私も受験生だったときは、参考書や問題集を見て悩んでいました。

でも、受験を経験した今の本音としては、大学受験に必要な問題集は、基本的に高校で購入した問題集と志望校の過去問で十分だと思っています。

予備校に通っている人なら、予備校のテキストと過去問で十分です。

もちろん、すべての人に新しい参考書が不要だと言いたいわけではありません。

ただ、問題集を増やす前に、今持っている問題集を本当にやり切ったのかを考えてほしいです。

この記事では、私の受験経験をもとに、なぜ学校の問題集と過去問を重視すべきだと思うのか、本音で書いていきます。

参考書を増やすより、1冊を何度も反復した方がいい

私が学校の問題集と過去問だけで十分だと思う一番の理由は、1つの問題集を何度も繰り返すことが合格への近道だと感じたからです。

受験本番では、どんな問題が出るかわかりません。

だから、たくさんの問題集でいろいろな問題に触れておいた方が安心だと思う気持ちはあります。

でも、実際には、受験問題を解くために必要な考え方や解法は、無限にあるわけではありません。

難関大学の問題でも、高校で学ぶ内容の組み合わせで作られています。

大事なのは、たくさんの問題集を中途半端に触ることではなく、必要な解法を本番で使えるレベルまで体に覚えさせることです。

うろ覚えの知識や、読んだだけの解法は本番ではあまり役に立ちません。

「見たことはあるけど解けない」。

受験ではこれが一番つらいです。

私自身、頭がよいタイプではなかったので、同じ問題を何度も間違えていました。

でも、間違えた問題を10回、20回と繰り返していくうちに、少しずつ解けるようになりました。

何度も間違えても、繰り返せば最終的には解けるようになります。

これは根性論というより、私が実際にやってみて感じたことです。

問題集を増やすと、一時的には勉強している気分になります。

でも、1冊目も完璧ではないのに2冊目、3冊目へ進むと、結局どれも中途半端になりやすいです。

二兎を追う者は一兎をも得ず。

大学受験では、まず1冊をやり切ることを優先した方がいいと思います。

学校で購入した問題集は、意外とよくできている

「学校で買わされた問題集だけで本当に大丈夫なの?」と思う人もいるかもしれません。

特に難関大学を目指している人ほど、学校の問題集では足りない気がすると思います。

でも、私の経験では、学校で購入する定番問題集はかなりよくできています。

私は定員割れの高校に通っていました。

いわゆる有名進学校ではありません。

それでも、数学は4STEP、黄チャート、物理・化学はリードαや重要問題集など、定番の問題集を使っていました。

今振り返っても、これらをきちんと反復すれば、大学受験の土台としては十分だったと思います。

同じ高校の同級生には「難関大学を目指すなら青チャートが必要」と言って、青チャートを買った人もいました。

もちろん、青チャートが悪いわけではありません。

でも、その同級生が私の数学の点数を超えたことはありませんでした。

これは私がすごいと言いたいわけではありません。

難しい問題集を買うことより、手元の問題集をどれだけやり込むかの方が大事だと言いたいのです。

基礎問題集でも、何度も繰り返せば難関大学レベルに近づけます。

逆に、ハイレベルな問題集を買っても、解説を読んでわかった気になるだけなら意味がありません。

問題集を選ぶ時間で、持っている問題集を解いた方がいい

受験生にとって、時間は本当に貴重です。

参考書選びで悩む時間が長くなると、それだけ実際に問題を解く時間が減ります。

私は、問題集を選ぶ時間はかなりもったいないと思っています。

本当に新しい問題集が必要な段階にいる人は、たぶんそこまで迷いません。

「自分にはこの分野の演習が足りない」

「この形式の問題に弱い」

「志望校の過去問でこのタイプが出るから補強したい」

このように、必要な理由がはっきりしているはずです。

逆に、なんとなく不安だから参考書を探しているなら、まだ新しい問題集を買う前にやることがあります。

まずは学校で購入した問題集をもう一度解き直してください。

解けなかった問題に印をつける。

解説を読んで終わりにせず、翌日や数日後にもう一度解く。

それでも間違えるなら、さらに繰り返す。

地味ですが、これが一番強いと思います。

ただし、志望校の過去問だけは必ず用意した方がいい

私は問題集を増やすことには慎重派ですが、志望校の過去問だけは必ず用意した方がいいと思っています。

過去問は、普通の問題集とは役割が違います。

過去問で確認するべきなのは、問題そのものだけではありません。

  • 問題の形式
  • 出題されやすい分野
  • 記述量
  • 時間配分
  • どのレベルまで仕上げる必要があるか

これらを知るために、過去問は必要です。

志望校の問題形式を知らないまま本番に行くのは、かなり危険です。

可能であれば、本番と同じ時間で解いてみてください。

できれば時間帯も本番に近づけると、より実戦的です。

そして、過去問も1回解いて終わりではなく、何度も見直した方がいいです。

過去問は、志望校からのメッセージのようなものです。

「この形式で出すよ」

「このくらいの処理速度が必要だよ」

「この分野は押さえておいてね」

そういう情報が詰まっています。

志望校が決まっている人は、まず過去問を確認して、今の勉強と本番の距離を知ることが大事です。

私立大学の過去問をやらずに全落ちした失敗談

ここは私の失敗談です。

私は受験生のとき、滑り止めだと思っていた私立大学の過去問演習をほとんどやっていませんでした。

正直に言うと、かなり甘く見ていました。

「滑り止めだから大丈夫だろう」

「国立大学の対策をしていれば何とかなるだろう」

そんな気持ちがありました。

結果は、私立大学は全校不合格でした。

第1志望の国立大学の本番直前に、滑り止めだと思っていた私立大学に全部落ちる。

これはかなりメンタルにきました。

今では笑い話にできますが、当時はまったく笑えませんでした。

「滑り止めだから過去問をやらなくていい」は、かなり危険な考え方です。

大学ごとに問題形式は違います。

難易度だけでなく、時間配分や出題のクセも違います。

だから、個別試験を受ける大学の過去問は、滑り止めを含めて確認しておくべきです。

私と同じ失敗はしないでほしいです。

共通テスト対策は学校や予備校の教材も活用すればいい

共通テストについては、学校や予備校でかなり対策をする人も多いと思います。

私の時代はセンター試験でしたが、高校で予想問題パックや演習をかなりやらされました。

そのため、共通テスト対策については、学校で十分に演習できるなら、必ずしも全科目の過去問や予想問題集を大量に買う必要はないと思います。

ただし、苦手科目は別です。

私の場合、英語・国語・地理のように苦手意識がある科目や、短期間で伸ばしやすい科目は過去問を買っていました。

共通テスト対策でも大事なのは、「みんなが買っているから買う」ではなく、「自分に必要だから買う」と判断することです。

また、大学入試は制度や出願方法が変わることがあります。

共通テストの日程、出願方法、受験上の注意などは、参考書だけでなく大学入試センターの公式情報も確認してください。

参考書を買ってもよい人もいる

ここまで「学校の問題集と過去問で十分」と書いてきました。

ただし、参考書を買うこと自体を否定したいわけではありません。

新しい参考書を買ってもよい人もいます。

  • 学校の問題集を何周もして、ほとんど解けるようになった人
  • 志望校の過去問を見て、明らかに足りない分野がある人
  • 学校教材の解説が合わず、理解が進まない人
  • 共通テストや志望校特有の形式に慣れる必要がある人
  • 苦手科目の基礎を最初からやり直したい人

このような場合は、新しい参考書を買う意味があります。

でも、買う前に考えてほしいです。

その参考書を買う理由を、自分の言葉で説明できますか?

説明できるなら買ってもいいと思います。

説明できないなら、不安を消すために買おうとしているだけかもしれません。

受験勉強で大事なのは、安心感ではなく実力を積み上げること

参考書を買うと、少し安心します。

新しい問題集を見ると、勉強が前に進んでいるような気がします。

でも、実力がつくのは、買った瞬間ではありません。

問題を解いて、間違えて、解説を読んで、もう一度解いて、また間違えて、それでも繰り返したときです。

正直、反復練習は地味です。

つまらないです。

新しい参考書を買う方が、気分は上がります。

でも、受験本番で助けてくれるのは、買った参考書の冊数ではありません。

何度も間違えて、それでも解けるようにした問題の数です。

浪人するかどうかより、今ある環境でどこまでやれるかを考えたい

大学受験では、思うような結果が出ないこともあります。

模試の判定が悪いこともあります。

志望校に届かないかもしれないと不安になることもあります。

そういうときほど、新しい参考書や難しい問題集に逃げたくなります。

でも、まずは今ある教材をどこまでやり切ったかを見直してほしいです。

もし現役で志望校に落ちたら浪人するべきか悩んでいる人は、こちらの記事でも本音を書いています。

現役で志望校に落ちたら浪人すべきか?浪人経験者が反対する理由
現役で志望校に落ちたら浪人すべきか。浪人経験者の立場から、浪人をおすすめしない理由、浪人してもよい人、進学後に巻き返す考え方を本音で解説します。

受験は失敗したら終わりではありません。

でも、だからといって今を雑にしていいわけでもありません。

失敗してもやり直せるけれど、今できることをやり切る姿勢は大事だと思います。

試験当日は、新しい参考書より普段使った教材を持っていく

試験当日が近づくと、急に不安になります。

前日に新しい参考書を見たくなる人もいるかもしれません。

でも、試験直前ほど新しいことに手を出さない方がいいです。

当日は、普段から使ってきた問題集やノート、間違えた問題のメモを確認するくらいで十分だと思います。

試験当日の過ごし方については、こちらの記事でも詳しく書いています。

試験日当日は普段通りでいい|大学受験で平常心を保つための本音アドバイス
大学受験の試験日当日に大切なのは特別なことをしないこと。朝食、参考書、忘れ物、会場での過ごし方まで本音で解説します。

前期試験後も、完全に止まらない方がいい

国公立大学の前期試験が終わると、一気に気が抜けます。

でも、後期試験や進学先の判断が残っている人もいます。

前期が終わった後も、過去問やこれまで解いた問題集を軽く見直しておくと、気持ちを切らさずに済みます。

前期試験後の過ごし方はこちらの記事で書いています。

国公立大学前期試験が終わった受験生へ|油断せずにやるべきことと浪人判断
国公立大学前期試験後に受験生がやるべきことを解説。後期試験対策、進学先の判断、浪人をおすすめしない理由を浪人経験者の本音で紹介します。

まとめ:参考書を増やす前に、持っている問題集と過去問をやり切ろう

大学受験の参考書や問題集は、本当にたくさんあります。

どれを選べばいいか悩む気持ちはわかります。

でも、私の本音としては、まずは学校で購入した問題集と志望校の過去問を徹底的に反復することが大事だと思っています。

特に大切なのは以下です。

  • 学校の問題集を何度も繰り返す
  • 解けなかった問題を放置しない
  • 志望校の過去問は必ず確認する
  • 滑り止め大学の過去問も甘く見ない
  • 参考書を買うなら、買う理由をはっきりさせる

私は、滑り止めの私立大学の過去問をやらずに全落ちしました。

当時は本当にきつかったです。

だからこそ、過去問の大切さは強く伝えたいです。

一方で、参考書をたくさん買えば合格に近づくとも思っていません。

受験で大事なのは、問題集の冊数ではなく、今ある問題を本番で使えるレベルまで仕上げることです。

不安なときほど、新しい参考書に手を伸ばしたくなります。

でも、その前に、今持っている問題集をもう一度開いてみてください。

そこに、まだ伸びる余地が残っているかもしれません。

遠回りしても、失敗しても、やり直すことはできます。

でも、今できることを地道に積み上げることも、同じくらい大切です。

まずは1冊をやり切りましょう。

そして、志望校の過去問に向き合いましょう。

それが、大学受験で後悔を減らすための一番現実的な方法だと思います。

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