2019年7月、大学生だった私は、デスクトップPC用の4TB HDD、古いノートPC用の500GB SSD、備蓄用のカロリーメイト、夏用の冷感タオルケットを購入しました。
今振り返ると、4商品すべてを同じ「おすすめ商品」として扱うのは少し違うと思います。
HDDとSSDは、当時感じていたストレスを明確に減らしてくれました。カロリーメイトは便利でしたが、腹持ちには満足できませんでした。冷感タオルケットは、期待していた冷たさをほとんど感じなかったものの、普通のタオルケットとしては満足しています。
この記事は、現在販売されている商品の最新比較ではありません。大学生だった2019年に買った物を、当時の感想と現在の判断基準に分けて振り返る記事です。
| 購入した物 | 当時の目的 | 今振り返った評価 |
|---|---|---|
| Seagate製4TB HDD | デスクトップPCの容量不足を解消する | 買ってよかった |
| Samsung製500GB SSD | 古いノートPCの動作を速くする | 買ってよかった |
| カロリーメイト | 備蓄食品と日常の栄養補給を兼ねる | 用途次第 |
| 冷感タオルケット | 夏の寝苦しさを軽減する | 期待とは違った |
結論|ストレスを減らしたのはHDDとSSDだった
この4商品の中で、買った直後から生活上の困り事を減らしてくれたのは、HDDとSSDでした。
HDDはデスクトップPCの容量不足を解決し、SSDは古いノートPCの動作を大きく改善してくれました。どちらも、購入前に感じていた不満と、購入後の変化が分かりやすい商品でした。
一方、カロリーメイトは備蓄しやすく、何も用意したくないときには便利です。ただし、当時の私には腹持ちが足りませんでした。
冷感タオルケットは、冷感という宣伝文句に期待して買いましたが、私はあまり冷たさを感じませんでした。それでも、軽くて肌触りのよいタオルケットとしては満足しています。
安く買えたかよりも、買ったことで困り事が本当に減ったか。
今なら、この基準で4商品を評価します。
買ってよかった1:Seagate製の4TB HDD
容量不足の警告音が本当にうっとうしかった
最初に紹介するのは、Seagate製の4TB内蔵HDDです。
当時使っていたデスクトップPCは、データ保存用ストレージの空き容量が足りなくなっていました。ファイルを保存しようとするたびに容量不足を知らせる警告が表示され、音も鳴ります。
作業中に警告されるだけでも面倒ですが、個人的に一番嫌だったのは、重たい作業を終えて一息ついた直後に警告音が鳴ることでした。
正直、「うざい」という言葉だけでは足りないくらい、あの警告音が嫌になっていました。
PCそのものはまだ使えます。しかし、容量が足りないために、保存するたびに余計なことを考えなければなりません。
そこで、データ保存用として4TBの内蔵HDDを増設しました。
HDD増設後は、保存容量を気にするストレスが減った
HDDを増設した後は、容量不足の警告を頻繁に見ることがなくなりました。
4TBという数字よりも、保存するたびに空き容量を気にしなくてよくなったことの方が、私にとっては大きな変化でした。
パソコンの性能が上がったわけではありません。HDDを追加したからといって、CPUやメモリが速くなるわけでもありません。
それでも、毎回感じていた小さなストレスがなくなりました。
スペック表では分かりにくいですが、日常で何度も感じる不満が消える商品は、買った価値を実感しやすいです。
4TB HDDは新しいPCへ移植して現在も使っている
この4TB HDDは、このときだけ使って終わった物ではありません。
古いPCから新しいPCへ移植し、現在も学生時代の写真や動画、資料の保存に使っています。
当時は容量単価を重視してHDDを選びましたが、長く使えていることを考えると、結果的にはよい買い物でした。
実際に行った増設作業や、現在のHDDとSSDの使い分けは、「デスクトップPCにHDDを増設する方法|4TBを追加し、新しいPCへ移植して使い続けた話」にまとめています。

ただし、内蔵HDDはすべてのパソコンへ取り付けられるわけではありません。空きベイ、SATA端子、電源端子などを確認する必要があります。
また、HDDを1台追加しても、バックアップが完成するわけではありません。撮り直せない写真や作り直せない資料は、別のドライブやクラウドにも保存しておく必要があります。
4TB HDDが向いている人・向いていない人
向いていると思う人
- 写真や動画を大量に保存したい人
- デスクトップPCの容量不足に困っている人
- 速度より容量を優先したい人
- 使用中のSSDを残したまま保存容量を増やしたい人
向いていないと思う人
- ノートPCや小型PCを使っている人
- ゲームやアプリの読み込み速度を上げたい人
- PC内部の配線や増設に不安がある人
- HDDを追加するだけでバックアップも完了すると考えている人
買ってよかった2:Samsung製の500GB SSD
6年前に発売されたノートPCの遅さに困っていた
続いて購入したのは、Samsung製の500GB SSDです。
当時、私は発売から約6年が経過したノートPCを使っていました。
電源を入れてから使えるようになるまで時間がかかり、アプリを開くたびに待たされます。PCを立ち上げても、すぐに作業へ入れませんでした。
調べてみると、私のPCではCPUやメモリよりも、Windowsが入っているHDDの使用率が高くなっていました。
そこで、内蔵HDDをSSDへ換装することにしました。
当時購入した500GB SSDの価格は、記憶では約6,000円でした。これは2019年当時の購入価格であり、現在の販売価格ではありません。
SSD換装後は、動作が明らかに速くなった
SSDへ換装した後は、PCの動作が明らかに軽くなりました。
起動時間は約3分から30秒未満になり、電源を入れてから作業を始めるまでの待ち時間が大幅に短くなりました。
PC全体を買い替えたわけではありません。CPUもメモリも、そのままです。
それでも、日常的に感じていた遅さはかなり改善しました。
当時は新しいPCを買う余裕がなかったため、SSD換装は現実的な選択でした。古いPCをそのまま我慢して使うのではなく、不満の原因になっている部分だけを交換できたからです。
今なら、SSD換装だけでなく買い替えも考える
2019年当時の私は、HDDが遅いならSSDへ換装すればよいと考えていました。実際、私のPCでは大きな効果がありました。
しかし、2026年の今、同じように古いPCを前にしたら、SSDだけを先に買うとは限りません。
現在のOSへ正式に対応しているか、CPUやメモリにも不満がないか、液晶やバッテリーなどほかの部品が劣化していないかも確認します。
SSDへ換装できることと、そのPCを今後も安全・快適に使い続けられることは別問題です。
このSSD換装では、起動時間が約3分から30秒未満になりました。当時は買い替える余裕がなかったため、古いPCを使い続ける現実的な方法でした。ただし、2026年の今ならOSの対応状況も確認します。
詳しい作業と現在の判断基準は、「HDDからSSDへ換装したら起動が3分から30秒未満に|ただし今なら古いPCは買い替えも考える」にまとめています。

SSD換装が向いている人・向いていない人
向いていると思う人
- HDDが原因で起動や読み込みが遅い人
- ストレージ以外の部分には大きな不満がない人
- 買い替えるほどではないが、日常の待ち時間を減らしたい人
- 対応規格や分解方法を確認できる人
向いていないと思う人
- 現在のOSへ正式に対応していないPCを使っている人
- CPUやメモリの性能にも不満がある人
- 液晶、バッテリー、キーボードなど複数箇所が劣化している人
- メーカー保証が残っているPCを自分で分解しようとしている人
用途次第だった:カロリーメイト
備蓄食品として買い足した
3つ目は、大塚製薬のカロリーメイトです。
当時の我が家では、カロリーメイトを備蓄食品として置いていました。その在庫が減ってきたため、2019年7月に買い足しました。
カロリーメイトは、保存しやすく、袋を開ければすぐに食べられます。備蓄したまま放置するのではなく、普段の生活でも食べられるため、ローリングストックにも使いやすいと感じていました。
大量の非常食を保管することに抵抗がある人でも、普段から食べる物なら置いておきやすいと思います。
便利だが、当時の私には腹持ちが足りなかった
一方で、当時の私は腹持ちに満足していませんでした。
栄養補助食品として便利でも、食べ盛りの大学生が朝食や食事の代わりにすると、物足りなく感じる可能性があります。
便利であることと、食事として満足できることは別でした。
当時は、カロリーメイトを備蓄として評価していました。しかし、朝食として毎日続けられるかというと、私には難しかったです。
社会人になってから評価が変わった
大学生だった当時は、カロリーメイトだけでは物足りず、朝食として続きませんでした。
しかし、社会人になってからは、出社前に何も作る気力がない朝の逃げ道として再評価しています。
大学生時代は、朝食に腹持ちを求めていました。社会人になった今は、洗い物を出さず、短時間で何か食べられることにも価値を感じます。
今の私にとって、カロリーメイトは理想の朝食ではなく、朝食を完全に捨てないための保険です。
その変化は、「一人暮らしの朝食にカロリーメイトはおすすめ?出社前に何も作る気力がない朝の現実解」にまとめました。

カロリーメイトが向いている人・向いていない人
向いていると思う人
- 朝食を抜く日が多い人
- 調理や洗い物をせずに何か食べたい人
- 日常用と備蓄用を兼ねたい人
- 賞味期限を確認しながらローリングストックしたい人
向いていないと思う人
- 朝からしっかり食べたい人
- 昼まで空腹を感じたくない人
- カロリーメイトだけで完璧な朝食になると期待している人
- 同じ物を継続して食べるのが苦手な人
期待とは違った:アイリスプラザの冷感タオルケット
使っていたタオルケットがへたってきた
4つ目は、アイリスプラザの冷感タオルケットです。
夏に布団をかけると暑すぎます。しかし、何もかけずに寝ると落ち着きません。
それまで使っていたタオルケットが、長く使ったことでへたってきたため、買い替えることにしました。
商品を探していると、夏向けの冷感タオルケットがあることを知りました。
当時の私は、そういう商品があることをほとんど知りませんでした。いつも時代に取り残されているような気もします。
Amazonプライムデーの安さに引かれて買った
購入のきっかけは、Amazonプライムデーでした。
半額以下になっていたため、かなり安く感じました。
もともとタオルケットを買い替える必要はありました。その意味では、まったく不要な物を買ったわけではありません。
ただし、冷感という機能をどこまで期待していたのか、ほかの商品と十分に比べたのかと聞かれると、そこまで考えていませんでした。
必要な物ではありましたが、セール価格に背中を押されて衝動的に選んだ面はあります。
冷感はあまり感じなかった
実際に使ってみると、私は期待していたほどの冷感を感じませんでした。
ほかの冷感タオルケットとは比較していないため、冷感寝具全体が冷たくないとは言えません。
ただ、少なくとも、この商品を使った私の感想としては、「ひんやりして気持ちいい」というほどではありませんでした。
冷感を一番の目的にして買ったため、そこは少し残念でした。
普通のタオルケットとしては満足した
冷感には満足できませんでしたが、商品そのものが完全な失敗だったわけでもありません。
肌触りはよく、軽さにも満足しました。夏用のタオルケットとして普通に使えます。
「冷感タオルケット」として期待すると微妙でしたが、「軽くて肌触りのよいタオルケット」として考えれば満足できる商品でした。
当時は、冷感を強く宣伝しなければ大満足だったのに、と感じました。
商品の宣伝文句と、自分が実際に満足した部分が違うこともあります。
良かったか悪かったかだけで切り分けるのではなく、「何を期待し、どこが期待と違い、結果として何に満足したか」を分けて考える方が、自分の買い物を正直に振り返れると思います。
冷感タオルケットが向いている人・向いていない人
向いていると思う人
- 軽いタオルケットを探している人
- 肌触りを重視する人
- 冷たさだけでなく、夏用寝具としての使いやすさも見る人
向いていないと思う人
- 触れた瞬間の強い冷たさを最優先する人
- 宣伝文句どおりの冷感を期待している人
- 実物を確認せず、セール価格だけで寝具を選ぼうとしている人
4商品を今振り返って分かったこと
困り事が明確な買い物は、満足度も分かりやすい
HDDとSSDは、買う理由がはっきりしていました。
- HDDは容量不足を解消するため
- SSDは古いノートPCの遅さを改善するため
購入前の困り事が明確だったため、買った後に改善したかどうかも分かりやすかったです。
一方で、冷感タオルケットは、古いタオルケットを買い替える必要はあったものの、「冷感」という追加機能にはセール中の勢いで期待していました。
結果として、タオルケットとしては満足しましたが、冷感商品としては期待と違いました。
自分が何に困っているのかを説明できない買い物ほど、買った後の評価も曖昧になりやすいのかもしれません。
欲しい物と必要な物は、同じとは限らない
2019年当時の私は、今回購入した物を「必要な物しか買っていない」と思っていました。
実際、完全に不要だった物はありません。
ただし、必要だったのは「タオルケット」であり、「冷感をうたったタオルケット」である必要があったかは別です。
PCの容量不足を解消する必要はありましたが、解決方法はHDD増設以外にもありました。
カロリーメイトも、備蓄には向いていましたが、朝食として自分に合うかは別の問題でした。
必要な物の中にも、選び方の余地があります。
欲しいと思った商品を正当化するために「必要」と考えるのではなく、まず何に困っているのかを整理した方が、買った後に納得しやすいと思います。
一人暮らしは、生活してから必要性が分かる物も多い
一人暮らしを始めると、最初から何でもそろえたくなります。
しかし、実際には生活を始めてから必要性が分かる物も少なくありません。
私の場合、PCの容量不足も、古いノートPCの遅さも、実際に使い続けたからこそ不満が明確になりました。
家具や家電の優先順位については、「大学生の一人暮らしで最初に必要なもの8選|下宿準備で本当に買うべき家具・家電」で整理しています。

最初から完璧な部屋を作る必要はありません。
まず最低限の物で生活を始め、実際に困ったことが出てから買い足す方法もあります。その方が、自分の生活に合わない物を増やしにくいと思います。
2019年に買った4商品を再評価する
| 商品 | 良かった点 | 微妙だった点 | 今ならどう考えるか |
|---|---|---|---|
| 4TB HDD | 容量不足のストレスが減った。新しいPCへ移植して現在も使っている | 速度を上げる商品ではない。バックアップは別に必要 | 写真や動画の保存用なら今も選択肢にする |
| 500GB SSD | 起動時間と普段の操作が大きく改善した | 古すぎるPCでは、SSDだけ交換しても根本解決にならない | OS対応やほかの部品を確認し、買い替えと比較する |
| カロリーメイト | 準備不要で、備蓄と日常利用を兼ねられる | 大学生当時は腹持ちに満足できなかった | 毎日の主食ではなく、忙しい朝の保険として使う |
| 冷感タオルケット | 軽く、肌触りがよかった | 期待した冷感はあまり感じなかった | 冷感だけでなく、素材や肌触りも確認する |
まとめ|安く買えたかより、困り事が減ったかで考えたい
2019年7月に買った4商品の中で、はっきり買ってよかったと言えるのは、4TB HDDと500GB SSDです。
どちらも、容量不足とPCの遅さという具体的な困り事を減らしてくれました。
カロリーメイトは、当時の私には腹持ちが足りませんでした。しかし、社会人になった今は、何も作る気力がない朝の保険として再評価しています。
冷感タオルケットは、期待した冷感をほとんど感じませんでした。それでも、軽くて肌触りのよいタオルケットとしては満足しました。
買い物は、成功か失敗かの二択ではないと思います。
期待した機能には満足できなくても、別の部分に価値を感じることがあります。反対に、評判のよい商品でも、自分の困り事を解決しなければ必要性は低いかもしれません。
買ったものを後から振り返ると、「最初から買わなくてもよかった物」も見えてきます。
テレビなど、下宿を始めたときにそろえたものの実際には必要なかった物は、「大学生の一人暮らしでいらないもの6選|下宿準備で買う前に考えてほしいこと」にまとめています。

今の自分なら、セール価格や宣伝文句だけで決めるのではなく、次の3点を考えます。
- 今、何に困っているのか
- 買うことで、その困り事は本当に改善するのか
- 欲しいだけなのか、自分の生活に本当に必要なのか
安く買えたかより、買った後に自分の生活がどう変わったか。
人によって必要な物は違うと思いますが、私はこれからも、この基準で買い物を振り返りたいです。



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